漫画

日本トラウマ・まんが話

今まで読んできた漫画について情報交換する機会が某所であった。随分久しぶりで記憶の澱に手を突っ込んであちこち掻き回していたら、往年の疑問がふと蘇ってきた。で、調べてみたらやはりそうらしいことが判明。『人間シンボーだ』は山田花子の漫画だった。 …

爆音列島7〜9巻

暴走族になった少年の話。不良も走り屋も興味がないのだが、この漫画はついつい読み進めてしまっている。この漫画に私が魅力を感じる点は2つあり、1つは汗や埃や、湿った布団の感触や、シンナーや夜の道のにおいや、そういうものが鮮烈に想起されるところ…

EDEN 最終巻読了。予想から外れぬ展開で物足りなさはあるが、ようやく終わって安堵。もう一度10巻くらいから通して一気に読みたい。 (アフタヌーンKC)" title="EDEN(18) (アフタヌーンKC)">EDEN(18) (アフタヌーンKC)作者: 遠藤浩輝出版社/メーカー: 講談社…

漫画日

日中は漫画喫茶にこもって漫画三昧。数ヶ月ぶりにどっかり漫画を読んだ。楽しいね! 5時間いたが、全然読み足りない。つか、読むペースが遅過ぎるよ私。 デトロイト・メタル・シティ 面白いと数年前から大評判だったのにずっと読めていなくて、ようやく読め…

赤塚不二夫が亡くなった

赤塚不二夫さん死去 「昭和」またひとつ消えた(毎日新聞) 長期入院先の都内の大学病院のICUで、バカボンの「パパ」が逝った。漫画家の赤塚不二夫先生。2日午後5時前、この夏、事務所が仲間たちにお中元で配った「ウナギイヌ」のTシャツを着て。72…

島コー怖い

「島コーが社長になります」と兄さん(偽)から連絡が来たのは1ヶ月ほど前だったが、いざ社長就任となったら何だかあちこちでお祝いが行われている。前号のイブニング掲載漫画には、クロスオーバーする格好でそれぞれの漫画へ「社長・島耕作」がやたらに登場…

人を見かけで判断してはいけません

デスノートをビタイチ読んだことがない。 本日、出発待ちの時間つぶしにシネリーブル博多に行って新作映画のチェックをしていて思ったのだが、「L」ってもしかして良いやつなんですかね。目の回り真っ黒の死人メイクだし、ああこいつがデスノート使って色々…

自分のことはよく見えない

最近ようやく「ぶっせん」を全巻揃えたので楽しく読んでいると、登場人物の1人が夢を語っていた。 「私ね、カンカンカンって音の出る階段のある安アパートで同棲するのが夢なんだ!」 ……ウチ……めっちゃカンカン鳴るよ……同じ階の住人が朝4時頃に階段をカン…

今週・今月のモーニングとアフタヌーンを読む

エレキング 「天笠に行きたいおじさん」に思わずニヤリ。おじさんが突然激昂する箇所が可笑しくてたまらんかった。ギャグマンガってテンポが要だと思う。それも、こちらの不意をつく形でテンポを変えられるとたまらなくツボ。 「臨死!!江古田ちゃん」 ちら…

ディアスポリス1〜4巻

ようやく最初から通して読む。知らなかった人物設定を知って、ほうほう頷くこと頻り。 テンポの良い漫画だなあとしみじみ堪能。どこか可笑しいのもいい。この漫画を読むと、脳内で音楽が無茶苦茶鳴る。音楽というか、ぎゅごごごーんとエレキギターが鳴る。デ…

「洗礼」楳図かずお

私が漫画を読み始めたごくごく最初の頃に読んでいた漫画は、大方が楳図かずおの短編だった*1。父がホラー漫画好きで、楳図かずおのホラー漫画ばかり買ってきていたのをそのまま一緒に読んでいたのだ*2。 「洗礼」を初めて読んだのも、父が買ってきたからだっ…

久しぶりに漫画三昧

「おおきく振りかぶって」1巻 夢中にはならんが面白かった。グズグズうるさいピッチャーの手を握ったキャッチャーが、手の様子からピッチャーの努力を知って腹を括る場面に、そうそう、手は色々とその人自身を知るポイントだよねーと深く同意。手って重要で…

今月のアフタヌーン

超久々に月刊アフタヌーンを読んだ。 今巷で話題の「大きくふりかぶって」がアフタヌーン連載だったと知って衝撃を受ける。 「無限の住人」がようやく終わりそうで一安心。18巻以降全く読んでないのだが、この空白を埋めたくなる。 「EDEN」まだ続いてた。し…

半端にしか読んでない酔っ払い二人が語る、ハチクロとオンナノコ

先輩が『ハチミツとクローバー』1〜3巻まで読んだというので、どうでしたどうでした? 難しくないですかアレ? と1〜9巻までしか読んでない私が尋ねたところ、「つまらん」と先輩一言。え、でもすっげー人気出た漫画じゃないすか。何がつまらなかったの…

新旧交えつ

ゴリラーマン1〜4巻 中学生の頃、この漫画を好きな同級生がいて、新刊が出る度私に貸してくれた。今読み返すと、この漫画で扱われるココロの機微(この漫画の一番面白いところ)を私はさっぱりわかってなかったなあとしみじみ実感*1。中学生には早過ぎたのか単…

私のためのひとくちメモ(大間違い)

『ブラックジャックによろしく』の作者は佐藤秀峰で、新井英樹ではない。 3〜4年、ずっと間違えてました。 新井英樹の漫画は『宮本から君へ』を読んだことがあって、「泥臭い、あちこちの角に頭ぶつけまくりながら生きるような漫画描く人だと思っていたけど…

観たい

wikipediaで「じゃりン子チエ」について読んでいたのだが、映画版「じゃりン子チエ」の声優陣はえらい豪華だ。京唄子、笑福亭仁鶴、芦屋雁之助、島田紳助、桂三枝…濃ゆい関西人大集合。個人的には小鉄とジュニアの声をやすきよが演じているというのがツボ。…

もう気になって気になって

最近「ホット・ギミック」を読んでいる。例によって主人公の女の子は超どんくせえしすぐ泣くし、私はイライラさせられっぱなしで何が魅力なのかさっぱりわからないが、彼女の周囲の男性は皆彼女に惹かれているという典型的少女漫画*1。 この漫画の表紙、江口…

「ハチミツとクローバー」①〜③巻

登場人物が全員片想い設定と聞いた・表紙の絵が気味悪い ということでずっと食指が伸びなかった漫画。でもとりあえず読んでみた。 読む前に女の子が主役と思い込んでいた*1のだが、男の子の視点で物語が進む話なんですねコレ。大学生活のドタバタに恋愛のエ…

雑誌あれこれ

「ぼくらの」最新話を読んで泣きそうになる。ある種の繊細な緊張感が物凄くツボ。 植芝理一の新しい漫画が始まっていて、彼が今も漫画を描いていたことに安心したのだった。内容自体は相変わらずというかどうなん?だったが。 フィールヤングの魚喃キリコの…

恋のたまご

のけぞったりちゃぶ台ひっくり返しそうになったりしながら色々な作家さんの漫画を読んでいくうち、槙村さとるの漫画は好きだと思った。ドロドロ情感にもならず、ストーリーも理解出来る展開だし、読後の爽やかさも素敵だ。 で、「恋のたまご」。読後の爽やか…

女性向け漫画とわたくし

職場の休憩室には、職員が持ち寄った漫画が沢山置かれている。そのほとんどは女性向け漫画で、今までその類を殆んど読んだことがなかった私は、ここ数年急速にレディースコミックや少女漫画を読む機会が増えた。 で、どうにも情感過多(または耽美な絵)+無茶…

いくつか

魚喃キリコ短編集 魚喃キリコの漫画って、昔は読んでも何とも思わなかったんだけど、今読むと時折切ない。人を好きになった時のいっぱいいっぱいな感じとか、鮮やかに蘇りますなあ。魚喃キリコ短編集作者: 魚喃キリコ出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2003/…

Beck①〜⑨

今更ですが、読んだら面白かった。主人公の少年がバンドにのめりこんでいく姿が丁〜寧に描いてあるのが好き。自分の高校生時を思い出してしまった。なんかあの頃の「好き」ってもうそれを追い求めるのに必死で全然わき見する余裕ないような、異様な切実さが…

無限の住人15〜18巻

スプラッタ医術漫画の様相を呈するようになってからストーリーが遅々として進まないため、ずっと放置してきたのだが、ようやく医者が追放されたのでコミックまとめ読みしてみる。 夷作奪還作戦開始でようやく話が楽しく読めるようになったんだが………うーむ。…

NARUTO 22〜28

約1年ぶりに読んだのに、ほとんど前回の粗筋おさらいなしで読めた。大分しっかりした*1ストーリーなのねえと驚いた。NARUTO -ナルト- 28 (ジャンプコミックス)作者: 岸本斉史出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/06/03メディア: コミック購入: 1人 クリッ…

BLEACH 1〜17

霊の住まう世界で繰り広げられる、死刑囚解放大作戦。霊が「死ぬ」って無理がないか? とどうにも設定の脆弱さが気になって仕方がない。あとキャラ多すぎ。13番まで隊があって隊長副隊長に3〜4番手までって、一気に敵キャラ30人近く出されたって覚えられん…

NANA ①〜⑦

漫喫にて。2時間半でここまでが限界。もう少し速く読めるようになりたいなあ。 感想としては、とりあえずハチうざい。「片道切符」系のグズグズしたふるまいにイライラする。そしてちゃんと避妊してたのかおまいは。ナナについてはピル使用の描写があるが、…

恋のめまい、愛の傷

一条ゆかりの漫画。引き込ませる力は流石だけど、メロドラマ的偶然の連続と、ヒロインが出来過ぎた人で物足りないのが難。誤解がとけるのも早すぎるし、母息子のドロドロの愛憎劇エピソードが入っても良かったような気がする。 一条ゆかりの漫画は続きが気に…

片道切符シリーズ

まだ読みかけ。他の人の話からすると、私より5歳くらい年下の世代の間でかつて流行った漫画っぽい。 高校〜大学にわたる7年あまりの長い恋の物語なんだが、ヒロインの鈍臭くてかつしつこいところに、とにかくイライラさせられっぱなし。 好きだからという…