ネット広告に出てくる漫画が気になる。「家族にも虐げられて、惨めな境遇にあるヒロインが突然無敵のパートナーを得て大逆転」、「転生先でチート能力に目覚めて圧倒的パワーで快進撃」パターンの漫画が異様に多い。こういう漫画がウケるのか？ 世の中、皆そ…

近所のレンタル屋に殺意わく 久しぶりの土日休みで、浮足立つことしきり。つい休日フライングして、仕事の帰りに貸本屋へ寄ってしまう。しかし予習しておきたかった「ザ・ファブル」は全巻貸し出し中。そして本を物凄く見つけにくい。基本的に作者名ごとに並…

一時期X-MENをペーパーバックで読んでいたことがあり、その時に見たX-MENの絵が大好きだった。あれは誰が描いていたのか調べてみたところ、ジム・リーという韓国系アメリカ人らしい。X-Men (1991-2001) #1 (English Edition)作者: Chris Claremont出版社/メ…

「ミコさんは腑に落ちない」を読むと超絶癒される。ミコさんは腑に落ちない(1) (アフタヌーンKC)作者: イツ家朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/06/23メディア: コミックこの商品を含むブログを見る 偽兄が「けいおん！」にハマった際「何も起こらない…

「腑分け編」ですっかりダレてしまって、頓挫していた「無限の住人」を最後まで一気読み。腑分け編が済んだら、怒涛の勢いの逃避行と執念の追走劇。わくわくしながら一気に読んでしまった。これ、完結してて読んだから満足感凄いけど、リアルタイムで読んで…

ツタヤに行くと毎週全巻借りだされている。今週たまたま借りられたので一通り読んでみた。相当面白いのだろうと期待して読み始めたのだが、妙に同人誌っぽい臭みを感じてのめり込めない。一体何をそう感じたのかずっと考えていたのだが、どうもカップルの描…

うつらうつら眠っている時というのは、ずっと頭の中で話し声がしている。今回はどういうわけか「尾崎南って今何してるの？ BRONZEって結局完結したの？」だった。 吹けよ風、呼べよ嵐。設定やストーリーの無茶さも何のその、「愛とは独占と束縛！」な二者関…

「東村アキコの新作か……」と何気なく読んでみて、あまりの不快さにびっくり。全編に流れる失礼さと上から目線すごい。社長（東村）の私用（ママ友の子どもの子守）をアシスタントたちにさせる。業務外の仕事です、労働の搾取ですよそれ？ しかし全く自覚ない…

講談社のwebページ「モアイ」で毎日更新中の「ZUCCA×ZUCA」を読んでいたら、こんな会話があった。 ヅカオタA「ファンレターって重いものじゃないの？」 ヅカオタB「いやその重さをいかに軽く見せるかが、私たちの腕の見せどころっていうか」 （「ZUCCA×ZUCA…

なめくじ長屋奇行録の年末恒例行事「このマンガがひどい！」の告知が出た。ワクワクしつつ去年の「このマンガがひどい！」を読んでいたら、「『静かなるドン』で描かれるヤクザの抗争がひどい」で、腹を抱えて笑う。で、私の好きな人のことを思い出した。 先…

無闇に熱くて、しかし何もなしえない主人公の姿に自分を重ね合せてしまって、何か色々胃が痛んだ。これ20代前半の話だけど、私もう30代後半だからな……。アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)作者: 島本和彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/02/05…

民主党の仕分けネタにワンピース等、執筆当時の時事ネタやパロディ満載。笑えるが10年後に見たら何のネタなのか全然わからなくなってるんだろうなあ。ハルシオン・ランチ 1 (アフタヌーンKC)作者: 沙村広明出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/03/05メディ…

10月11日に新宿ロフトプラスワンで開催される 第26回「西原理恵子の人生画力対決ライブ」を生中継でお届けいたします。 今回の対決は「まいっちんぐサイバラ先生vsエッチ漫画家3聖人」と題し エッチな作品に定評のあるマンガ家集団に挑みます。 【出演者】 …

携帯からネットにアクセスすると、えげつないエロマンガバナーが出てきて閉口する日々は相変わらず続いている。で、最近よく出てくるエロマンガバナーは「おじいちゃんが息子嫁と何十年ぶりかの激しいセックス」というもので、干物みたいな身体の爺ちゃんが…

最近毎週漫画をレンタルしてきては読んでいるので、覚え書きなど。人気のあるマンガはやっぱり面白い。最近少し余裕が出てきているようで、陰惨な物も読めるかもしれない。仕事の息抜きとして漫画を読んでいる時は読み応えのあるような物はしんどくて読めな…

すっかり脳を侵食されていて「ででで で ま し た 野菜の浅漬け」とかすぐに歌ってしまう。 この解説アニメを見て初めて、米食推進の歌だったらしいと知る。米食の効用を謳ったりするよりも、この位ナンセンスな方がかえって親しみやすくて浸透するのかも。…

猫の動きや個性や表情の豊かさに、初めて猫の可愛さを知るが、漫画の題材になった動画を見ると「わくわくしている様子」とかてんでわからない。多分私が猫を飼ったことがなく、猫とはどんな生き物であるかをちゃんと知らないせいなんだろう。

（多分割とディープな）宝塚ファンの日常を描いた漫画。義務感すら感じながら観劇に通い、グラフを購入し、スターの美しさにときめきを超えて悶絶するヅカファン達の心情に自分を重ね合せてニヤニヤする。ヅカファンが一挙に身近に感じられるようになった。…

「西原理恵子の人生画力対決」４巻 西原理恵子 惜しいので毎回１冊ずつ借りて、少しづつ楽しんでいる人生画力対決。かわぐちかいじ・本宮ひろし・大友克洋を「表情が全く動かないので口を開けてごまかす三人衆」としてまとめたところで爆笑。ツボを突いた指…

近所のツタヤの貸本サービスは、古典も文庫で取り扱っている。これは良い機会だと、横山光輝の「三国志」に手を出したのは2か月前のことだった。 ある時、何となくニュースサイトを眺めていて「『三国志』の項羽と劉邦！？」というタイトルを見て、そのおか…

他人と一緒に寝るのが好きだ。私は寝つきが悪い上に眠りも浅く、一度目覚めたらなかなか眠れない。しかし隣で眠る人の寝息が道しるべとなって、もう一度眠りの世界に戻ることができる。私の状況などおかまいなく、安らかに眠る他者の存在はとても私を安心さ…

過去の名作はとりあえず押さえておくべきでしょ、という教養主義的な発想に基づき、横山光輝の三国志を読み始めた。「え、そことそこがくっつくの？」「え、そこで裏切り？」とか、思いがけない同盟と裏切りの繰り返しに呆気にとられること度々。「昨日の敵…

コミックを借りる時はスト―リー物をまとめて借りるようにしているのだけど、上限10冊に満たなくて残り1、2冊分余った時はこのシリーズを借りる。 画力対決そのものよりも、作家の絵柄と作品に関するサイバラの評価が突飛かつ的確で爆笑してしまう。とがしや…

この歳になってから「7seeds」で田村由美の面白さを覚え、それならば過去の有名作品もとBASARA一気読み。私が中学生の頃に流行った漫画だと思うが、今読んでも面白かった。しかし「相手を暴力でねじ伏せるのではなく、貿易で双方とも繁栄する選択を」という…

というわけで、家にこもって先日借りてきた漫画を読んでいた。ここ半年くらいの間に近所のGEOは蔵書量が拡大し嬉しい限り。１つの作品をまとめ借りして一気に読み切るのも楽しいが、いくつかの作品を数巻ずつ借りて読むとゆっくり時間をかけて読めるので「ま…

今頃になってベルセルクを読み始めた。もう本当に今更。そして、憎悪や狂気や孤独の描写に圧倒されまくりでお腹いっぱい。以前読んだ時はこんなに圧倒されなかったんだがな。 平野耕太のツイッターにベルセルクネタがしばしば出てくることが読みだすきっかけ…

リョウ 「源義経が女だった」という設定で現代と鎌倉時代にまたがるお話。人の生死の切なさとか棟梁の覚悟とか、屍を乗り越えて行くような迫力とかをまるで感じられない武将たちに腰が砕けるワタクシ。家も部下もかなぐり捨て「何もかも要らない、ヒロインだ…

職場の休憩室に置かれているのを読み始めた。ここで読み始めたことにより、本作を原作にしているのが現在放映中のTVドラマであり、内容がハードボイルド刑事物ではなかったことを知る。 「脳外科医が幕末の日本へタイムスリップ」とは、見ただけで読む気が消…

ジムでバイクをこぎつつ見た。アニメなので番組途中のCMでは人形やドールハウス、甘口カレー、子供向けCMがぞろぞろと流されていたが、その合間を縫って高須クリニックのCMが流されたので思わず吹きそうになった。さすがサイバラ、さすが高須院長！ できるか…

事ある毎に兄さん(偽)から「面白いよ〜、読んでみて！」と勧められ、週刊誌の方ではざっくり読んでいたのだが、それほど面白いとも思えなかった漫画。最初から通して読んだことがないと本日思い当たり、コミックで読んでみたのだが、これが面白かった。 父親…