映画

「教育と愛国」 at 呉ポポロシアター

呉ポポロシアターというところ 呉推しとしては、一度は行かねばならぬと思っていたポポロシアター。しかし駅から遠い・駐車場なし(提携駐車場もなし)という立地条件のハードルの高さと、そのハードルを乗り越えてでも観たい映画を上映しているわけでもなし…

ビサイド・ボウイ ― ミック・ロンソンの軌跡 ―

動画配信サイトで観賞。ジギー・スターダストだった頃のボウイのバンド、The Spiders from Marsのギタリストだったミック・ロンソンのドキュメンタリー。振り返れば、2017年の年末に新宿で「Ziggy Stardust and the Spiders from Mars」のリバイバル上映も観…

イングランド・イズ・マイン

公開当時から観たかったのだが、中国地方での公開はなかったので観られなかった映画。動画配信サイトに加えられててやっと観た。 70年代後半から80年代のマンチェスターのことを考えると、(私はリアルタイム体験者ではないのに)胸がときめく。陰鬱な雰囲気…

ジョジョ・ラビット at サロンシネマ(広島)

ドイツが舞台なのに英語を話しているのと、オープニングがビートルズの「抱きしめたい」で始まるのが違和感。あと「いかにも合成」なシーン(母子の自転車ピクニックとか)は今時もう少しどうにかならなかったのか。しかし私が見るこの手の映画には珍しく、…

バットマン ダークナイト ※ネタバレしてます

映画「ジョーカー」の鑑賞に向けた予習第二弾。三部作の中でも最も評判の高い「ダークナイト」である。ここでようやくジョーカー登場である。いよっ、待ってました! この映画の封切り直後に、ジョーカー役のヒース・レジャーが薬物中毒で亡くなっており、ジ…

「バットマン ビギンズ」※ネタバレしてます

深く皴の刻み込まれた悲哀漂う顔、というのに弱い。何だか妙に惹かれてしまう。それだけの理由で、現在上映中の映画「ジョーカー」を観に行こうと思った。しかし、私はこれまでバットマンに接したことがない。だからジョーカーがどんな悪党なのかも知らない…

休日

午前中は髪切り、午後は映画、夜は広島市内に一泊というデラックス休日スケジュール。 私の中の偏見 髪を切らないとそろそろ限界なので、良さげな美容院をネットで見繕って初訪問。淡いピンクの外装でファンシーな店名、天使の羽を模したような一筆書のイラ…

厄日と深夜の映画館

厄日 朝から晩まで、電話や面談でトラブル調整。二人に泣かれる。涙を見ること自体はよくあることだが、一日に何度もあると堪える。自分もつらいはずだが、何だか感情がよく動かない。身体感覚も何だかぼんやりしている。このトラブル調整は再来週くらいまで…

リィーラックス

映画「海獣の子供」を見てきた レイトショーのシネコン。意外と客が入っていた。 五十嵐大介の作品が原作と聞いて、俄然興味が湧いた作品。画は綺麗だろうし、ストーリーも単なる癒し系では絶対終わらない、一癖ある感じだろう。おびただしい数のフナ虫とか…

「フォーリナー・復讐者」を観てきた

※ネタバレを含みます 今日も今日とてコトコト作業。昼食休憩中にネットを見ていたら、物凄くしょぼくれた顔のジャッキー・チェンの写真が出ていた。どうしたジャッキー!? やだ気になる。それで「あ、今日この映画観に行こう」と思った。今週のお小遣いが入…

ココロの新宿

夕飯に五反野でラーメン食ってきたんだが、カウンターの隣の客がアイフォンでズーーッとシティーハンター観てて、俺も食ってる間も、店出た後も、家への帰路も、自室でアイス食ってる今もズーーッと脳内でゲットワイルドかかってて一人では解けない愛のパズ…

王道パターン

最近「戦時下の東ヨーロッパで悲惨な体験をした人が、その時のトラウマが元で大暴れ」というハリウッド映画を立て続けに観た。ハリウッドにとって、やはりナチとソ連は悪役に仕立てやすいのか。 そして舞台が東ヨーロッパなのに、登場人物たちが英語を話すこ…

レッド・ドラゴン

レクター博士三部作の第三作だが、時間設定は「羊たちの沈黙」前になる。レクター博士を捕まえた敏腕FBI捜査官が、レクター博士の力を借りてシリアル・キラーの逮捕を目指すお話。レクター博士大活躍で、妙なマメさが笑いを誘った「ハンニバル」から比較する…

他人の勧める映画を観る

最近隔週くらいのペースで「客」達と映画鑑賞会をしている。上映演目は「客」お勧めの映画ばかり。誰も観たことがない映画を観たり、私の好きな映画を問うて来たりしても良さそうなものだが、それは一切ない。「客」は既に観た映画をもう一度一緒に観ること…

人類遺産

見たくて見たくて仕方なくて、やっと見られた映画。予告編では音楽があったし、映画のキャッチコピーは「そうして、人類の時代は終わりました」だから、結構センチメンタルな演出をされているかと予想していたのだが、本編は音楽無しだった。建物を取り巻く…

ジヌよさらば ―かむろば村へ―

ジヌよさらば ?かむろば村へ?発売日: 2015/10/07メディア: Prime Videoこの商品を含むブログ (2件) を見る いがらしみきおの原作は既読で、映画化されていることを知り観賞。阿部サダヲは大好きだけど、与三郎を演るには体脂肪が足りない。青葉ちゃんの美人…

「めがね」DVD

同僚が好きな映画だと言うので観てみた。与論島の美しい空と海、意味ありげな(しかし別にない)会話、不思議な存在感の人々。最初は反発する主人公も、次第にその中に馴染んでいく……ぬるいファンタジーだなオイ。就寝してる時も化粧はバッチリだし、蝿も出な…

合宿上映会

夜は長いからと、親方がDVDを持ってきてくれた。全員で酒を飲みつつ観賞。親方は昭和の頑固親父のように振る舞う人だが、こういう意外にマメな気配りが端々にあって萌える。 マーダーボール 車椅子ラグビーのドキュメンタリー。登場人物達は上半身筋骨ムキム…

パレードにようこそ

イギリスの労働者階級といえばマッチョのイメージ。草食系男子は「ナヨナヨしてんなよ!」とヤキを入れられるイメージ。多分「トレインスポッティング」とギャラガー兄弟によって培われたステレオタイプだとは思う。トレインスポッティング (角川文庫)作者: …

クロード・ランズマン特集上映 at 名古屋シネマテーク

平日の日中とは思えない大混雑ぶりで、13時からの回はほぼ満席。こんなに混んでるシネマテークは初めてかもしれない。立て続けに2本観たけど、どちらの映画もオープニングもエンディングも、タイトルバックすらない。最初から最後までBGMはゼロ。情趣を盛り…

スピッツ 横浜サンセット2013 - 劇場版- at ピカデリー名古屋(名駅)

仕事で痛恨の負け。自分の技術不足を痛感してばかりだが、劇的に向上することはまずないので、堪えて努力するより他ない。自分の性質に向かない仕事なんだろうなーと思うが、今更そう嘆いても始まらない。 落ち込んで書類書きの仕事が進まないので、「今から…

Nick Cave - 20,000 Days On Earth at 名古屋シネマテーク(今池)

穏やかな映画だった。 興味深かったのはケイヴと神様の関係。ドラッグ常用者だった頃は教会に行ってからドラッグを使っていたこと、妻となった女性から「教会に行くのは止めて」とドラッグを止められたこと。「ライヴでは完璧な姿になることができる」「一人…

The Rocky Horror Picture Show at 西鉄ホール(福岡)

映画館での鑑賞3回目にして、初めてのパフォーマンス付上映。この前にsatelaに寄った際、爆音映画祭で大好きな映画の上映があるんで観に行くんだ、という話をしたらどんな映画なのか訊かれた。「オカマの宇宙人が自分好みの人造人間を作って結婚式を挙げると…

爆音映画祭! in Fukuoka!!

12/19-23(19日は前夜祭)に、福岡で爆音映画祭が行われる。幸運なことに、この時私は福岡にいる予定。物凄く嬉しい。嬉しくてたまらない。何の映画を上映するのかわくわくしていたら 12/20(土)ロッキー・ホラー・ショー の行を見つけて狂喜。この日は一日自…

陸軍登戸研究所 at シネマスコーレ(名古屋)

観たくてたまらなかった映画。1年越しでようやく観れた! と嬉しさで一杯だったのだけど……冗長な印象が否めず、途中寝落ち。ドキュメンタリーでもドラマが無いと3時間も観るのはしんどい。 興味深かったのは、糧秣を十分準備できなかった日本軍は、兵士に…

「ドライブイン蒲生」予告編を見た

ヤマジが音楽を担当したという話を聞いてから、ずっと待ち侘びてきた「ドライブイン蒲生」の予告編をようやく見た。 使われていたのが「Blus Bus」で、ちょっと意表を突かれたような感じでハッとする。この曲が収録されているソロアルバム「400モアイアイズ…

CRASS:There is No Authority But Yourself at シネマテーク名古屋(名古屋・今池)

1つの共同体が生まれて終わるまでの話として見た。

どうして日本で?

昼休み、昼食をとりながらぼんやりTVを見ていたら、こんなCMが流れてきた。 あれ、これウルヴァリンじゃね……? と思ったら、やっぱりウルヴァリンだった。日本を舞台にしてウルヴァリンが活躍するのか。喪服の女と走るウルヴァリンを見ているうち、名古屋を…

考えることは皆同じ

スノーデン氏のそっくりさん登場─香港で逃亡劇の短編映画製作(ウォール・ストリート・ジャーナル) 有名ブランドの模造品で有名な香港で、アンドリュー・クロミークさん(25)は究極の複製品と言えるだろう。 香港在住の英語教師クロミークさんは、米政府の…

「Saving 10,000―自殺者1万人を救う戦い」

youtubeで無料公開されているというので見てみた。何故アイルランド人が日本の自殺問題のドキュメンタリーを? と思ったら、EUの駐日代表部で経済担当官として働き、在日年数15年のベテランだったらしい。 仕事柄、自殺予防関係のことは一通り知っているつ…