片道切符シリーズ

 まだ読みかけ。他の人の話からすると、私より5歳くらい年下の世代の間でかつて流行った漫画っぽい。
 高校〜大学にわたる7年あまりの長い恋の物語なんだが、ヒロインの鈍臭くてかつしつこいところに、とにかくイライラさせられっぱなし。
 好きだからという理由でルールアウトが許されるかっつーの、「あんたの知ったこっちゃないっ」って台詞は今使う場面じゃないだろ、また一人思いこみ→勘違いとわかって意気消沈→意中の相手が何となくフォロー(またはヒロインが踏んばる)→少しだけ進展、のパターンかよ! 等々、諸々ツッコミまくり。ああ鬱陶しいったらこのヒロイン。
 ついでに単行本も連続ストーリーなのに、本ごとにタイトルが違うので、次の巻がどれなのかわからなくてマジうざい。ヒロインがうざくて本の構成までうざいとなると、ちょっと感心すらしてしまう。そして面倒くさいヒロインにイライラしながら読み続ける自分も、我ながら訳がわからない。確かに漫画は好きだし、昼休みは暇だが、それにしても。

片道切符 (マーガレットコミックス (2430))

片道切符 (マーガレットコミックス (2430))

途中下車 (マーガレットコミックス)

途中下車 (マーガレットコミックス)

 しかし、この漫画マーガレットで連載されていたのですね。好きな彼と結ばれるのはまだちょっと恥ずかしい、でも拒んだらその後彼が冷たい、とかぐずぐず言ってる漫画(片道切符)と強姦・暴力ありのホモ漫画(bronze)が同時期に同じ雑誌に掲載されていたのかと思うと、マーガレットって懐深い雑誌なのねえと思わずにいられん*1

BRONZE 8―ZETSUAI since 1989 (マーガレットコミックス)

BRONZE 8―ZETSUAI since 1989 (マーガレットコミックス)

*1:どちらも同じパターンの小エピソードを繰り返して堂々めぐりする点では同じだが。