漫画日

 日中は漫画喫茶にこもって漫画三昧。数ヶ月ぶりにどっかり漫画を読んだ。楽しいね! 5時間いたが、全然読み足りない。つか、読むペースが遅過ぎるよ私。

デトロイト・メタル・シティ

 面白いと数年前から大評判だったのにずっと読めていなくて、ようやく読めた。パターンは一緒だけど、面白いっすねコレ。声出して笑ってしまった。特に童貞こじらせてる*1主人公ブチ切れ→クラウザーさん化 のパターンが凄く好き。Go to DMC! あと、ドラムのカミュさんにロマン優光のイメージを重ねてしまい、一生懸命払拭しようとしたのだがどうしても取り払えなくて困った。
 ノルウェーのバンド(KKKみたいなガウンをかぶっていたバンド)のような逸話を実在するメタルバンドで聞いたことがあるのだが、何処まで本気なのか、それともプロレス的なものなのかよくわからない。メタル文化、未知の文化です。

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

デトロイト・メタル・シティ (1) (JETS COMICS (246))

イキガミ

 これまた数年前から面白いと評判を聞いていた作品。「残された生の時間をどう生きるか」とはありがちなテーマだが*2、「生の時間が限られている」ことが制度化されており、そのために様々な関連職業があったり、死を秘密にする必要がないため周囲の人々が死を受け入れる準備を求められるというのが面白い*3。また、主人公達の年齢が自分と近いので、彼らが抱える問題には身につまされる感がありました。
 ヤンサンて「生臭くて、だから面白い」漫画が多いように思う。山本英夫の漫画もヤンサンだったしねえ。

イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス)

イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス)

 はまぞうの検索結果見て知ったのだが、イキガミってこんなサブタイトルついていたのですね。何だかちょっと後悔。

*1:みうらじゅんが言ってた言葉だが、痺れるくらいうまいこと言うなーと感心した。

*2:すぐ思い出したのは「死神くん」「ぼくらの」など。

死神くん 1 (集英社文庫(コミック版))

死神くん 1 (集英社文庫(コミック版))

ぼくらの 1 (IKKI COMIX)

ぼくらの 1 (IKKI COMIX)

*3:老人施設職員にイキガミが送られた時、イキガミの類似例として入所者が赤紙を引用する場面があるが、確かに赤紙イキガミの共通項は多い。そのように考えると、イキガミ制度は全く架空のこととは思えず、少々ゾッとする。