ロシアの瓶詰め
- 作者: つげ義春
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/12/14
- メディア: 文庫
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普段は買わないスジ肉など購入し、入念に下ごしらえをして……手間暇かけて肉野菜を煮込んだところで、いざ素を投入しようとしたら、蓋が開けられない。捻っても固くて全く開く気配がない。こういう時に男手がないってのは困ったもんだね。ってんで、危うく不貞寝しそうになるが、気を取り直して瓶の開け方を調べてみる。どうもこの瓶はねじ式ではないらしい。キャビアの瓶などがこういうタイプなんだそうだ。
半信半疑でマイナスドライバーと栓抜きを使ってみたら、無事開けられた。ねじ式でない瓶詰めがあることを初めて知ったし、開け方も修得した。大人の階段をまた1段昇った気分。
ところで、ロシアでボルシチ様のスープを出されると、スメタナの代わりにマヨネーズを投入することをよく勧められた。乾燥ディルは用意してるんだけど、ここはマヨネーズを入れてみるべきなのだろうか。入れないけど。
*1:ラベルを全く読めないので仕方なく。ちなみに水煮のビーツが欲しかったので「ビーツ」と最初は伝えたのだが全然通じなかった。