ロシアの瓶詰め

ねじ式 (小学館文庫)

ねじ式 (小学館文庫)

 冬は様々な汁物を作る。で、満を持してボルシチの素(ロシア製)を使ってボルシチを作ってみる。この「ボルシチの素」、夏に渡露した時にスーパーで「ボルシチボルシチ」と店員さんに訴えて*1購入した瓶詰め。ビーツとにんじん、玉ねぎなどがラベルに描いてあり、中身はビーツの色で真っ赤。
 普段は買わないスジ肉など購入し、入念に下ごしらえをして……手間暇かけて肉野菜を煮込んだところで、いざ素を投入しようとしたら、蓋が開けられない。捻っても固くて全く開く気配がない。こういう時に男手がないってのは困ったもんだね。ってんで、危うく不貞寝しそうになるが、気を取り直して瓶の開け方を調べてみる。どうもこの瓶はねじ式ではないらしい。キャビアの瓶などがこういうタイプなんだそうだ。

半信半疑でマイナスドライバーと栓抜きを使ってみたら、無事開けられた。ねじ式でない瓶詰めがあることを初めて知ったし、開け方も修得した。大人の階段をまた1段昇った気分。
 ところで、ロシアでボルシチ様のスープを出されると、スメタナの代わりにマヨネーズを投入することをよく勧められた。乾燥ディルは用意してるんだけど、ここはマヨネーズを入れてみるべきなのだろうか。入れないけど。

*1:ラベルを全く読めないので仕方なく。ちなみに水煮のビーツが欲しかったので「ビーツ」と最初は伝えたのだが全然通じなかった。