小夏ちゃん

 師匠が土佐は高知市内の朝市で買ってきた雑柑。ゆずと同じくらいか少し大きいくらいのサイズで、ザボン系の明るい黄色をしており、外皮はつるんとしている。
 この雑柑は少々変わっていて、外皮を林檎のように剥いて、外皮と果肉の間の白い皮を残し、皮ごと食べる。酸味の強そうな外見と裏腹に、驚くほど甘かった*1。ただ、私は皮の食感があまり好きになれなくて、美味しいと思ったが特別夢中になることもなく。皮ごと食べないと美味しさ半減らしいのだが、果肉のツルツルしたりプチプチしたりが堪能できないと、何だか損した気分になりますね。
 ちゃんと見たことも食べたこともないので自信はないが、これって土佐版の日向夏では? と思った。日向夏は福岡の農産物直売所では全然見かけないのだが、余程暖かいか日照時間が長くないと商品作物レベルのは育たないんだろうか。福岡と宮崎って近いと思うのに、全く見かけないので結構不思議。

*1:師匠の話によれば、購入直後に食べた時は結構酸味があったらしい。私が食べたのは、購入約一週間後。