一日中家事の日
一昨日~昨日と、本を読むか寝てるかネットをしているかだった。昨夜「いいかげん取り組まないと……」と家事を始めたら、何だかずっと止まらない。洗濯しつつ、作り置き食材を作り、段ボールを潰したり。思った以上に色々出来てしまって、サラダが2種類、汁物鍋1杯。冷蔵庫に収まらなくなりつつある。しかし、大量に出てきた豆乳でデザートを作りたいと調べたら、今家にあるものだけで豆乳花を作れることがわかり、作りたくて仕方がない。しかし今作ったら負けなのでジッと我慢している。でも作りたい。
「今日は一日“音の風景”三昧」
「音の風景」というNHK-FMの5分番組アーカイヴ特集。これこれ、NHKでしかできない、こういう番組を聞きたかったんだよ! これぞ三昧の真骨頂!! 間のトークは何となくダレるので要らない気がする。番組解説を間に挟むだけでどんどん番組を流す方が聞きごたえがあるだろう。でも、そうすると凄くシュールな構成になるだろうしなあ。
途中、「ASMR」という単語が出てきたので何かと思った。
六目豆水煮
6種類の豆を圧力鍋で煮てみた。手順はいたって簡単。
- 用意したもの:各種豆100g程度、5-6倍の水、塩
- 豆を洗い、6-8時間吸水させる。
- 吸水させた水と共に豆を圧力鍋にかける。塩を少し入れ、灰汁取り用の落し蓋をする。
- 加熱&加圧。加圧の時間は豆ごとに異なる。加圧が終わったら、自然に圧が下がるまで放置。
- 豆をざるにあけて冷ます。
現状で、適切と思われる豆の加圧時間は以下の通り。
そして、品種の異なる豆同士を一緒に煮てはいけないと未来の私へ厳しく伝えたい。「どっちも大きい豆だし一緒でいいだろ」って、紫花豆と大正金時を一緒に煮て、悲劇が起きた。
くにひろ屋の洋酒ケーキ
ドライフルーツも入らない、シンプルなカステラへラム酒とブランデーのシロップをジュブジュブに浸したケーキである。洋酒の香りが、カステラの濃厚な甘さに負けず互角の勝負をしていて、物凄く濃厚な味わいの仕上がりになっている。濃い目の紅茶を入れて、時折口直しをしながら少しずつ楽しみたい感じ。シンプルだが濃厚な美味しさがある。
この菓子は広島県府中市上下町の銘菓なのだそうで、上下町ではお土産屋さんからスーパー、果てはコンビニにまで、幅広い店舗で販売しているらしい。それでも盆正月になると売り切れてしまっているのだとか。まあ、手堅く美味しいし、値段も御手頃(10個化粧箱入りで1400円)だもんなあ。
そして、美味しい分カロリーもすごい。小袋のケーキ1つで184kcalあるのだ。184kcalって、軽く御飯一膳分じゃん……。食事の後でデザートでこれ食べて、食べた後で軽く眩暈がした。「美味しい物はカロリーが高い」法則が、ここでもガッツリ作動している。
千葉中南部大停電
私の親族は千葉県南部在住である。特に親しい友人も住んでいる。今回初めて「身内(とそれに近い友人)が災害に遭う」体験をした。現住地が冠水したり、土砂崩れに遭ったりしたことはあるが、自分の特に近しい人が災害に遭ったのは初めてのこと。色々思うところがあるのでメモしておく。
9/8
海から直接上陸してくる、しかも台風の右側に当たるということで「うわ、嫌なコース」とは思った。母に一度電話してから寝た。
9/9
停電しているというニュースが早朝から流れている。しかしそれ以外はあまり被害を伝える情報は入っていない。家族の携帯に電話するが、いずれも繋がらない。固定にも電話するが、こちらも繋がらない。ちょっと被害はひどいのかもしれないと思った。「連絡ができるようになったら連絡して」とメールを打った。夕方になっても連絡がないし、かけても繋がらない。停電はまだ復旧していない様子……どころか、送電線の鉄塔が倒れたとの情報。これは予想よりも大ごとになっていると感じる。
9/10
県内あちこちで断水しているらしい。停電、断水、おまけにこの暑さでは死人が出るぞ。去年の豪雨災害のことと重ね合わせて焦る。電話は相変わらず通じない。災害伝言板にも連絡は入っていない。君津までの災害状況の話は少し入ってくるが、君津以南の情報がなかなか入ってこない。水道局や市役所のHPを見ても、被害状況はわからない。ニュースは内閣改造の新しいメンバーのことでもちきり。環境相になった小泉さんが「(環境相になって真っ先にすることとして)福島に行きたい」と答えていて、「まずは千葉に行け!」と真っ黒な気持ちに。熱中症死のニュースが出て、父母は大丈夫だろうかと焦る。
9/11
少しずつ、Twitterに君津以南の情報が上がるようになってくる。よく知っている建物が変わり果てた姿でアップされていて、ショックを受ける。断水はしているという情報もあるし、していないという情報もある。一部が断水しているということなのだろうが、では父母の住む地域はどうなっているのか? 電車も高速バスも止まっているようで、高速道もやっと通れるようになったかどうかのようだから、物流も止まっているだろう。こんなに長く停電・断水しているのに、災害対策本部を内閣が設置したとか、自衛隊が派遣されることになったとか、その手の安心できるような情報が入ってこない。電話は相変わらず繋がらない。直接乗り込むことを考え始めるが、この交通状況で果たして辿り着けるのか甚だ心許ない。
9/12
午後、母からメールが入った。停電が解消したとのこと。水は止まっていなかったらしい。とりあえずホッとする。物資の不足も今のところないらしい。
9/13
親戚や親しい友人に連絡。皆物資の不足等はないとのこと。
ここまでのまとめ
内閣の初動の遅さに怒りを感じるような、呆れるような、何とも言えない気持ちになる。去年、大雨で立ち往生しているのにラジオやTVが通常放送だった時、赤坂自民亭のニュースが流れた時、何とも言えない怒りはあったが、(地方だからこんな扱いをされるのだろう)と思っていた。しかし今回は首都圏の災害だというのにこの扱い。首都圏も平等に見捨てるんだ!(過疎地域だから?)と、呆れる。未だに(これを書いている今は16日)国の災害対策本部も立ち上がっていないしな。
椅子購入
かねてからの懸案事項だったリクライニング・チェアを遂に購入。某国産の有名ブランドチェア……。いくつか種類があり、モダンなデザインの椅子の方が良かったのだが、ひじあてが付いているタイプの方が「長時間読書しても疲れない椅子」という目的に合致していた。でもひじあてつきの椅子って野暮ったいというか、おっさんぽいんだよな。これで色を濃茶の革張りにしたので、結構なおっさんぽさ。端的に言うとダサい。対応してくれた営業マンにすら「地味……落ち着いた色ですね」と言われる始末。やっぱり赤にすれば良かったかなあ。でもいいの。椅子カバーにド派手なファブリックをかけようと思うの。赤い椅子にド派手なカバーじゃ、見た目からして疲れるもの。
消費税増税前に、ってんで購入したものの、契約後製造タイプの品は納品が10月になるので、10%課税の対象になるらしい。家具を増やさないように、できるだけ必要最低限の家具に抑えることをモットーにしている身としては、本当に買って良かったのか未だに迷いが残る買い物である。なんか罪悪感も結構あって「買った」と親にも言えない有様。
値引きメモ
この手の椅子はほとんど値引きをしないと聞いていた。なのであまり無茶な値下げもないだろうということで、あまり値下げ交渉もしていない。今後この手の椅子を購入することもないだろうけど、一応メモ。
ショールームのフェア
今回利用したのはこちら。通常、ショールームでは販売を行わないが、ショールームに業者が入って販売するタイプのフェア。招待状申し込みが必要。税込み価格(8%)から1割程度の値引き。配送料無料、メンテナンスキット(大したものではない)付き*1。特別お得感はないが、じっくり選べるし、自分の納得がいくオーダーが出来る点は良かった。(しかし、十分に検討した結果がおっさんデザイン……)
会社の福利厚生
「契約してある店舗での購入は10-50%の値引き」とあったので、試しに見積もりをお願いしてみた。今回購入したメーカーの取り扱いはなかったので、リクライニングチェアでは双璧をなす北欧メーカーのブランド椅子で。こちらは2割引の本体価格+税だった。結構値引きしてくれるものだと思ったが、元値がライバル国産メーカーより高かったので、結局最終価格はあまり変わらなかった。ショールームが東京にしかないので、十分に検討できなかったのも選択しなかった要因。大都市圏に住んでいたら、福利厚生を使って購入する方が断然安いし、良い買い物ができたと思う。
今後のこと
在庫一掃セールみたいのがやはり一番安いと思う。しかし椅子のように、サイズやフィット感が大事なものはセールでは買いにくい。ショールーム等でじっくり選んでサイズや型が決まっているのなら、セール市等でそれを探す選択肢もアリなんだろうな。
*1:あと、日常の手入れとして綿のネル生地で表面を拭けと言われた。繊維汚れを拭うのに良いらしい。