二割増しで美味しい、夏の酒

 犬の散歩は一日朝夜2回行く。夏は暑いので路面が冷めるのを待たねばならず、どうしても深夜の散歩になる。私は夕飯と一緒に飲酒するので、こうなると酒は飲めない。夕食の時刻が深夜なんて耐えられないし、飲酒してから散歩に行くと命の危険を感じる*1。そんなわけで、夏は飲酒回数が極端に減った。犬の散歩自体にそれ程苦痛はないが、酒が飲めないのは寂しい。

 しかし、雨が降れば路面が然程熱くならないので早い時間に散歩に行ける。となると酒も飲める。今日は台風が近づいているので一日中曇天、雨も降ったり止んだりだったので、早い時間に散歩に行けた。嬉しくてたまらない。ここぞとばかりにロティサリーチキン(まだレシピは確立していない)を作り、ビールを飲んだ。凄く美味しい。なかなか飲む機会がないと、酒の美味さも二割増しで美味しい。ちょっと背徳感があるのも美味さ割増の要因である。

*1:路面が冷めたと言っても、夜の気温はまだ結構高いし湿度も高い。そんな中を数十分歩くと、暑さによる発汗と飲酒の利尿作用の相乗効果で脱水を起こす。