タコの洋風炒め物

 思いのたけ(タコ欲)が堰を切ったように溢れ出して早二週間、幸せなタコ三昧の日々を過ごしている。実際調理してみるとタコは臭みが少なくて旨味の多い食材で、調理の材料として予想外に魅力的だった。あと、水分が多い。この水分に旨味が多く含まれるので、外に放出する分とタコ本体に残す水分のバランス、あるいは如何にタコ中に水分を残すかが調理の決め手のような気がする。

 色々試しているんだけど、タコの洋風炒め物については、この辺で落とし処かなという感じなのでメモ。

  • きゅうり
  • ミニトマト
  • じゃがいも
  • 茹でタコ
  • にんにく1欠片、あるいはチューブにんにく
  • オリーブオイル
  1. じゃがいもは皮付きのまま乱切りにし、箸がすっと通るくらいの硬さになるまでレンジで加熱し冷ます。
  2. きゅうりは乱切り、ミニトマトはヘタをとっておく。タコは幅1.5cmくらいのぶつ切りにする。
  3. フライパンにオイルを入れて加熱し、ニンニクを入れてにおいを移す。
  4. きゅうりを炒め、クレイジーソルトを振る。火が通ったらミニトマトを入れ、皮が破れてくるくらいまで炒める。「少し足りないかな」くらいの塩加減までクレイジーソルトを振る。
  5. タコを入れる。水分が出始めたらじゃがいもを入れて炒める。

 味付けはクレイジーソルトだけなのに、しっかり美味しい。彩りもきれい。タコとトマトとにんにくがこんなに相性が良いとは思わなかった。炒めているうちに出てきた汁をじゃがいもが絡み吸って、これまた美味しい。汁だけ残ったら、焼いたエリンギに汁を絡めて上にチーズを乗せ、1分ほどレンジでチンするとビールのつまみになる。こうやって余すことなくいただいている。