「フォーリナー・復讐者」を観てきた

※ネタバレを含みます

 今日も今日とてコトコト作業。昼食休憩中にネットを見ていたら、物凄くしょぼくれた顔のジャッキー・チェンの写真が出ていた。どうしたジャッキー!? やだ気になる。それで「あ、今日この映画観に行こう」と思った。今週のお小遣いが入ったばかりで懐も温かいし、シネコンでレイトショーなら、作業が終わってからでも十分間に合う。

久々のシネコンと下山した私

 映画といえばミニシアターばかりで、シネコンに来るのは久しぶりだった。今時チケットは自販機販売で、席予約まで一緒にしてくれるのね……。ガラガラだったので選び放題。開場は上映10分前からとのこと。指定席だから(空いてるし)並ぶ必要がないんだな。便利になったなーと感心することしきり。上映まで時間があるので、下階のスーパーで買い物。品揃え豊富! この列全部冷凍食品!? 缶詰!? 世の中ってこんなに品数があるんだな! とホカホカ興奮して戻る。まだ時間があるので、映画館と同フロアにあったファミレスに入る。サラダすごく美味しい。メニュー見るの楽しい。

 GW中は三日に一度業務用スーパーへ買い出しに行くくらいで、あとは家と職場の往復だった。誰とも会っていない。こんなに色々感銘を受けるなんて、ここ数日の自分が如何に閉鎖的生活をしていたか痛感させられる。

映画

 予告編と鑑賞時の注意動画だけで30分くらい時間を取られる。空いてるから10分前開場なのかと思っていたが、これ観客が多くても10分前開場なのかも……。同じ予告編を2回流したりするし。

 映画本編は悪役が凝ってて、予想以上に面白かった。裏切りに次ぐ裏切りで、誰が本当のことを知っているのかわからない時間が続く。ジャッキーは随所でストーリーの転機点になっているが、ストーリー(テロ集団の内輪もめ)自体には絡まない*1。これ、「謎の無敵アジア人」は、ジャッキーじゃなくても良かったんじゃないかなあ。でも、ジャッキーを映画に出したかったんだろうなあ。ジャッキー無敵だけど、傷も負うしアクションの痛快さはあまりなかった。

 あと、テロリスト(IRA)に対する憎しみの強さ半端ない。まだ息のあったメンバーも、拷問で自白させた後は殺しているし。良くも悪くもイギリス映画だなあとという印象だった。

 

 

*1:ストーリーの結末はジャッキーが止めを刺すが、取ってつけたような印象。