ホテルに缶詰なう・2日目

[夢]6:15

この部屋にはかつて布団置き場だったと思われる半間ほどのデッドスペースがある。昨夜ベッドの中でふと目を覚ますと、半間だと思っていたデッドスペースは一間の広さで、洋式便器と小さなタンスが入っていた。便器の前にドアはない。一人部屋だからドアがなくてもプライバシーの問題はないけど、ここで排泄したら臭いが部屋全体に広がりそうだ。ドアをつけた方がやはり良いのではないかと思いながら再び眠る。次に目を開けると、半間の押入れはやはり半間のままそこにあった。トイレは妙に現実感があったが、あれは夢だったのか。

7:30

食堂へ行き、朝食をとる。やはりおかず少な目、御飯と味噌汁食べ放題。野菜が全然足りない。昼食は自宅で取る予定なので、野菜を沢山取らなくては。

9:15

 ホーミーみたいな音が外でずっと聞こえるので、何だろうとカーテンを開けると、向かいのビルの入り口で神主さんが祝詞(?)をあげていた。何があったんだろう。外は雨が降っている。夕方からは雪との予報なので、風呂に行くならできるだけ早い時間に行く方が良いだろう。自分の頭から犬のようなにおいがする。

18:15

 風呂は4〜5人が一度に入れるサイズの風呂だった。大きな湯船にはお湯がはっておらず、シャワーだけで済ませる。……が、シャワーの湯量が少なく微妙に寒い。湯船に浸かりたいなあと思いながら洗う。昨日から今日まで全く寒さ知らずの生活なので、ちょっと寒いだけでも負担に感じる有様。普段の生活なら何てことはない寒さなのに。

21:48

 先輩から電話。明日会う約束をしていたのだが、降雪がひどいので中止にする。寒くないだけで気分が全然違うこと、仕事も順調に捗っていることを話す。布団から出るか出ないかの葛藤や、寒さに立ち向かおうとして気持ちを奮い立たせることや、そういうことに労力を割く必要が全くないだけでこんなに負担感が違うとは思わなかった。寒いことが如何に心理的に大きな負担となるか(なっているか)を、今回のホテル滞在で身に滲みて感じた。