犬猫譲渡会に行ってみた

 職場から車で30分くらい行ったところにある動物病院で、犬猫譲渡会が開催されると知り、行ってみた。猫は病院内、犬は病院併設のドッグランで行われるとのこと。

 複数の保護犬団体が参加とのことだったが、先々週行った保護犬施設のスタッフと偶然会う。今週になって、参加が決まったとのこと。餌をあげている人が何名かいた。餌を持って来ても良かったのね……。餌を持って来ていなかったので、ヌルヌルと回遊する犬を眺めたり、すれ違いざまに触ってみたり。団体から一時保護で犬を預かっているという人が、自分の預かっている犬にお座りさせようと奮闘するのを眺めたり。沢山の見知らぬ犬と人がいるこの状況で、お座りさせるのは難しいだろう。

 条件に該当する*1犬はいたが、一人暮らしは駄目、先天性疾患がある犬だという話で(じゃあ無しだな)となる。小規模の保護犬団体は独居者の受け入れを拒否しているケースが多く、難しいのよね……。

 途中、何故か2頭のアラスカン・マラミュートを連れた男性が入ってくる。ドッグランは保護犬とスタッフと物色しに来た人々で結構過密状態なのに、何をしに来たのか? 犬達はざわめくし、マラミュート達も大興奮。飼い主はマラミュート達をなだめて座らせていたが、こんな日にドッグランに入って来る必要ないじゃん。と冷たく見る。このマラミュート達を見て、先の一時預かりの女性が「あんた達(と保護犬達を指さし)とは違うわね!」と言った。保護犬活動に関わっている人でも、血統で優劣をつけて見る人がいるのだな、と少々驚く。彼女のその言葉に応じる人は誰もいなかったけど。

*1:体重10kg前後