SAKANAQUARIUM 2013 sakanaction -LIVE at MAKUHARI MESSE 2013.5.19-

 今日も今日とてサカナクションのプレミアム配信をいそいそと準備して観た。ここのところはこの配信を軸に色んなタスクを回している感じ。

 既視感のある展開がちらほら。「アイデンティティ」とクロスフェイドする格好で「ルーキー」が始まるのや、「ルーキー」で一列に並んでPC操作からのバンド形態など。今回は大幅にアレンジが変更されている曲があって面白かった。あんまり面白くない曲だと思っていた「バッハの旋律を夜に聞いたせいです。」がダンスチューンに変わっていたり、「ネイティヴダンサー」が全然印象の異なる曲に変わっていたり。リアレンジで曲の印象をガラッと変えて見せるのは大好きなので、「こんな風になるんだ!」と面白く聴く。印象が変わると言えば、このプレミア配信はヘッドホンで聴くと、スピーカーで聴くのとは音像が変わる。ヘッドホンで聴く方が各楽器の音が立って面白いんだけど、物凄く耳が疲れる。音を絞っても疲れるので、音量の問題ではないのだろう。モニターも家にはないのに、良いスピーカーが欲しくなる。

 曲の展開に既視感を覚えた個所があったように、サカナクションのライヴに私自身が随分慣れてきているのだろう、MCもパターンを把握し始めていた。煽りが『行くぞー!』*1ワンパターンなのでわかりやすいのだ。(ここで『行くぞー!』って言うぞ……ホラ言ったー!)と予想を当てては、酒を飲んで笑って踊った。……私、イヤな感じの客だなあと思うが、多分ずっとこんな感じで行くんだろう。

 この毎週末のプレミア配信視聴で、サカナクションのライヴに物凄く行きたくなっている。10月にあるらしいけど、多分まだコロナは全然治まっていないだろうし、難しいだろう。でも行きたい。行って音を全身で浴びて踊りたい。腹の底から沸々と湧いてくるような欲望を感じる。でもなあ。迷う。

 

*1:と、『まだまだ踊れる?』のどちらか。『行くぞー!』は正直かなりダサいと思うのだが、そう思うのはジェネレーションギャップなのかなあ。