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 BUCK-TICKの生放送を見ていて「ここからはプレミアム会員の方のみ閲覧できます」のメッセージが出る。今はQRコードで携帯料金と共に決済できると知り、ついにプレミアム登録。半年前はドコモしか決済できなかったのに。便利になったもんだ。
 BUCK-TICKのライヴを見ているというだけで恥ずかしいのに、プレミアム登録までして見たいんかい! と思うと、更なる恥ずかしさで俯いてしまいそうになるが、見始めると止まらなくなってしまってだな。新旧織り交ぜたセットリストが凄く良い。「狂った太陽」より前のこのバンドのアルバムは、演奏がド下手な上に元祖ビジュアル系な歌詞盛り沢山で、聴くのは相当つらい。正直黒歴史レベルのつらさなのに、「今演奏されるその頃の曲はあまりつらくなく聴ける」のは興味深い。

 わー、セット豪華、わー、御着換えしてる、わー、火噴いてる、バラ模様ゴブラン織りのジレ+目の覚めるような水色のシャツ、総黒レースの衣装を着て違和感ないアラフィフ男って希少だよなあ、とイチイチ感心することしきり。『素』の『敵』と書いて『素敵』とはこういうことなんだろうか。そういえば灰野さんも以前見た時は黒フリルのブラウス着てたけど、この人達とはまた方向性が違うなあ。そりゃそうか。
 コメントのツッコミや衣装談義*1に笑い、ファン層の幅広さに唸り。アンコールで映し出された客層を見ていると、皆が同じ振り付けで合唱していて不気味なのだが、それだけ熱っぽく愛されているということでもあるわなあと思ったり何だり。自分もその場にいたら、してしまうんだろうな。

 動画は伝説のほっかむり衣装の時のもの。何遍見ても何かしら笑いが込み上げてくる。そして何だかんだで彼らの動画を結構見ている自分に気がつき、またも俯きたくなる。何だろう、何故見てしまうんだろう。ニューウェーヴな佇まいとダサさの絶妙な加減がツボなんだろうか。それとも単に中学生くらいの頃に聴いた物からは逃れられないということなんだろうか。

*1:ほっかむり衣装や割烹着衣装の話が出てた。ほっかむりはみたことあるが、割烹着はどんなのだろう?