再会in福岡

 今月、先月とセールにかこつけて仕事着を何着も買った。これで服は大丈夫!! あとはベルトが欲しい。黒のカッチリしたベルト。
 凄く好きな皮革製品のデザイン&製造販売をしているところが福岡にあり、やっぱりそこで買いたいと気持ちが決まる。ちょっと独特でメンズライクなデザインのバックル*1を使っていて、革の風合いを活かした造りで好きなのだ。当時ここの革製品にハマり、筆箱も財布も名刺入れもここのを使っていた。名刺入れ以外は今も現役である。
 7-8年ぶりに店があった通りに行くと、小ぶりなビルが立ち並んでいたはずの場所がやたら駐車場になっている。この建物に入っていたような? と思ったビルには別のテナント。段々心配になってきて、携帯で調べかけていたところで店が見えた。あった、あったよ! 良かった!! 店は静まり返っていたので「こんにちはー?」と声をかけると、ひょっこり顔を出したのは当時よく接客してくれた店員さん。思わず「まだ居たんですか!!」と声をかけそうになった(超失礼)のをグッと抑えて御挨拶。本当にお久しぶりです。
 近況を話し合うと「当時いた私より上の人は、もう皆いなくなりました」と店員さん。そうでしょうなあ。服は特定の年齢層をターゲットに作られている(ことが多い)ので、ターゲットの年齢層から外れると仕事にならないだろうからなあ。しかし店員さんは当時と変わらぬ雰囲気だった。あの頃私は27、あなたは22で、と昔話に花が咲く。ベルトの話をし、次回来店時にサンプル品を見て注文を確定することに。ついでに財布の壊れた金具も直してもらうことに。好きではあるけど、ちょっと焼けぼっくいに火がついた感。

*1:ゴツいのが多く、空港の金属探知機にしばしば引っかかる辺りは御愛嬌。