脱出ゲームをしてみる

 図書館に行ったら館内で脱出ゲームをしていた。全く知らないので試しに参加してみた。年長はせいぜい高校生くらいまでの設定だったらしく、いい歳したおばはんが参加しようとしていることに館員は若干引き気味だったような気もする。でもいいの、どんなものかやってみたかったの。

 実際体験してみると、他の場面での活用可能性は大いにあると思ったので構造をメモしておく。

  • 申し込みをすると、最初に大問1が記載されている紙と注意書き(答えをSNSに掲載しない等)の紙、そして筆記用具を渡される。
  • 大問は4つ設定されている。各大問には小問が設定されており、小問を全て解くと次の大問が設置されている場所がわかる。次の場所に行くと「脱出クイズ」と書かれた小さな紙が用意されており、それに次の大問が記載されている。
  • 小問を解くと文字や数字が出てくる。その文字を並べ直したり、暗号化されている数字を解読したりして次の場所を知る。大問ごとに3-8文字数が出てくる設定になっている。
  • 小問のバリエーションが豊富で飽きない。
    • 大問1は「皆が使える電話があるところ」等の場所クイズが2問と暗号解読して場所を知るタイプの2問。その場所へ行くとキーワードが1文字ずつ貼ってあるので、その文字を並べると大問2のある場所がわかる。
    • 大問2は「本図書館は開館年目か?」等の数字が解答となる図書館クイズが5問。数字を仮名に直す暗号ヒントが大問の紙に書いてある。
    • 大問3は4領域(野球、映画、世界遺産、スポーツ)・難易度3段階のクイズが設置されており、その中から2領域2問選んで回答する。回答をカウンターへ持って行くと、正解数に応じて次の大問のヒントがもらえる。
    • 大問4は縦横計16問から成るクロスワードパズル。図書の名前だったり、分類記号だったり、図書館で行っているサービス、分館の名前等色々。OPACとネットを駆使して確認する。
  • 館内地図や一部設問のヒント等がレファレンスコーナーにある。どうしてもわからない場合はそこで確認して動くようになっている。
  • 私一人でトータル90分くらいかかった。
  • 遊びながら、図書館の概要とサービス、OPACの使用体験から分類番号まで幅広く学習できる機会になっている。