犬を飼いたい≠ネットでペット飼育

 友人がオンライン上で犬を飼うゲームに誘ってきた。犬を飼いたいと思っているが飼えない現状なので、オンライン上で犬を飼うゲームをするのは代償行動(しかも満たされない)みたいで、嫌だなあと思っていた。しかし、始めてみたら楽しいかもしれない。やるだけやってみようと自分に言い聞かせてやってみたのだけど、実際始めると何だか背中がむずがゆいものだった。どの犬も仕草が一緒だし、犬同士の絡みとかないし。犬種が違っても「ここでこうやって首を振る動作とか基本は一緒で、外見がちょっと作り替えられてるだけなんだろうなー」とか思ってしまう。予想を裏切る動きをすること、変な動きや可愛くないところもあるからこそ、生き物は面白いし可愛いのかもしれない。
 しかし、犬種選択が小型犬しかないのは何故だ。どうせなら、現実に飼うのは困難な大型犬が選択肢にある方がいいのに。手間のかからぬ電脳空間のペットならば、ボルゾイとかサルーキーとか、サイトハウンドがあったら良かったなあ。ボルゾイの子犬、無暗に手足が長くてクモみたいらしいけど(見たい)。