道のり険し、時代物

 近所のツタヤの貸本サービスは、古典も文庫で取り扱っている。これは良い機会だと、横山光輝の「三国志」に手を出したのは2か月前のことだった。
 ある時、何となくニュースサイトを眺めていて「『三国志』の項羽と劉邦!?」というタイトルを見て、そのおかしさに気づくまで数秒かかった自分にショックを受ける。『三国志』は関羽劉備じゃん! 現在進行形で読んでいる漫画の主要登場人物の名前なのに間違えるなんて!! 登場人物の多さに話の筋がややあやふやになりつつ、それでも我慢して読み続けていたのに、自分のこの間違えぶりで何だか嫌になってしまい、読むのを中断してしまった。
 やっぱり時代物は苦手だわー、あんまり面白いとも思えないしと思っていたのだけど、「女王の花」は面白く読んでいる。同じ時代物だけど、何が違うんだろう。登場人物が少ないからかしら。

三国志全30巻箱入 (潮漫画文庫)

三国志全30巻箱入 (潮漫画文庫)

女王の花 1 (フラワーコミックス)

女王の花 1 (フラワーコミックス)

そういえば「時代物だけど『無限の住人』は不思議と面白く読んでいるんですよねー」と言ったら、「無限の住人は時代物じゃない!」とツッコまれたことがあったな。「女王の花」もそういう類かしら。
無限の住人(1) (アフタヌーンKC)

無限の住人(1) (アフタヌーンKC)

はまぞうを見て、『無限の住人』が完結したと知る。あまりの中だるみぶりにずっと読むのを頓挫していたのだけど、完結したならまとめて読もうか。