四国三県うまいもの

 今まで四国へ行ったことがなかったのに、この3か月の間に徳島・香川・愛媛と3県一気に行った。土産に使えるものも見つけたし、自分用に買いたい美味しいものにも会ったのでメモ。

徳島

  • 淡路島玉ねぎスープ(うづ志ほ名産店):スティックになっているし、変に具材が入っていないのとあっさり美味しいので使いやすい。最近は茹で麺を入れたり、夜食スープに使っている。

香川

  • 骨付き鶏(一鶴:酒(ビール)の肴。持ち帰り用あり。保冷剤は特別無いので、暑い季節の持ち帰りは厳しいが、通販も行っている。味が滅茶苦茶濃いので、私は肉を温める時に下に茹で野菜を敷いている。肉の脂と塩味を吸った野菜が美味しいし、口直しになる。親鳥の方が味が濃く、ニンニクも効いているらしい。私は(マイルドな味わいの)雛鳥でも割と十分だった。
  • 茶毬(羽根さぬき本舗):周囲に抹茶をまぶした和三盆。抹茶の苦みの後に和三盆の甘味が来て、もう一つ、あと一つと後を引く菓子。
  • おいり:球形のカラフルなあられ。ひなあられが完全な球形になったものをイメージすれば大体合っている。しかし色ごとに味が異なり、ニッキや生姜糖を使っているものが含まれているので、ひなあられより手が込んでいる。可愛いらしさと飽きなさ、価格の安さでは他の追随を許さない。ただし小袋包装ではないので、職場のちょっとした土産には向かない。
  • 日和製作所の和三盆:高い。色々な風味のものがあるし、形取りも可愛いのだけど、高い。普通の和三盆に慣れてしまった向けだろう。

愛媛

  • じゃこ天、上天(谷本):酒の肴。一枚で満足感も高いので、忙しい日の夕食にはじゃこ天2枚食べれば十分足りる(個人の感想です)。上天は白身を使っているらしく、ふわふわな食感。ちなみに、じゃこ天は手押しと機械製造と2種あるらしい。お店のお姉さんに違いを訊いてみると「手間と愛情ですかねー」との回答。多分食感とか違うんだろうけど、私にはわからなかった。
  • 労研饅頭:デパートや交通機関のお土産コーナーにはない。偶然見つけて買った。家で作る蒸しパンのような味わいで、驚くほどシンプルな蒸しパン。餡子が入っているものも良いが、餡子なしも意外とイケる。私が食べた「黒大豆」は、蒸しパンの中央に茹でた黒大豆が数個ゴロゴロと入っているものだった。2個食べれば満腹になる。種類は豊富なので色々試してみたかった。ちなみに「饅頭」は「まんじゅう」ではなく大陸風に「まんとう」と読ませるそうだが、モチモチとした強力粉由来の食感と素朴な風味は、確かに大陸風