今回借りてきた漫画たち

 惜しいので毎回1冊ずつ借りて、少しづつ楽しんでいる人生画力対決かわぐちかいじ・本宮ひろし・大友克洋を「表情が全く動かないので口を開けてごまかす三人衆」としてまとめたところで爆笑。ツボを突いた指摘がいつもたまらない。そして庄司陽子は嫌いな漫画家としていつも名前が挙げられるが、あまりに繰り返し挙げられるので、大丈夫なのか少し心配になってきた。確かに鼻につくというか、私も好きじゃないけど。

西原理恵子の人生画力対決 4 (コミックス単行本)

西原理恵子の人生画力対決 4 (コミックス単行本)

 吹けよ風、呼べよ嵐。目を離せない展開が連続の一条本、ようやく残りを一気読み。面白かったんだけど……最後の妙に美しい終わり方に呆気にとられる。確かにこの終わり方は将来の波乱を予想させないけど。

プライド 12 (クイーンズコミックス)

プライド 12 (クイーンズコミックス)

 動作や表情にほとんど動きが見られない時も、頭の中では多数の人物が喧々諤々と次の手を議論しあっている様子に、自分の頭の中を重ね合せてしまう。読んでいたら、頭の中がうるさくなった。あと、ヒロインの恋人のような、こういう全然噛み合わない人とはどんなに魅力的でも付き合いきれんわ、と思ってしまう辺りに自分の体力の落ちっぷりを感じる。

脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックス)

脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックス)

 全部を一気読みしたら、神経はすっかり平常モードに切り替わっていた。ありがとう漫画。