そういうことではないんだが

 今年のロシア慰霊旅行の日程が決まる。今年はナホトカへ行く予定。これで、祖父が辿った抑留の行程は大体辿ったことになる。あとはシベリア鉄道に乗って、中国北部からモスクワまで運ばれてみたい*1

 シベリア鉄道を使った大陸横断ツアーはあるのだろうかと調べてみると、結構あった。大体2週間の旅程で、途中下車しながらウラジオストクからモスクワまで行くものが多い。面白いのは、同じ旅程でも費用が激しく異なること。200万越えから30万前後まで幅がある。期間、列車の種類、席のクラス(そして途中下車時のサービス)で値段が異なるとは聞いていたが、ここまで違うとは思わなかった。日本の鉄道の感覚ではわからないことである。そして、私は祖父の体験をなぞりたいので、途中下車せず乗りっぱなし体験をしてみたいのよね。乗りっぱなしはしようと思ったらできるようだが、面白くないらしい。それはそうだろう。やはり個人旅行で手配するしかないのか。

*1:祖父はモスクワ経由でより西で抑留されていた。