愛は重いもの

 講談社のwebページ「モアイ」で毎日更新中の「ZUCCA×ZUCA」を読んでいたら、こんな会話があった。

ヅカオタA「ファンレターって重いものじゃないの?」
ヅカオタB「いやその重さをいかに軽く見せるかが、私たちの腕の見せどころっていうか」
(「ZUCCA×ZUCA」グランドフィナーレ#1)

 最近、ハゲ愛をエレガントに軽やかに伝えるにはどうしたら良いのか楽しく頭を悩ませているので、この行に物凄く同意してしまう。そう、腕の見せどころ!
 モアイには様々なオタクを描いた漫画が出てくるけど、「ZUCCA×ZUCA」は程良いメタ視点と、虚無感の無さがいい。「萌える」感情の裏側には虚無感が潜んでいるように感じていて、情熱的であればあるほど裏側の虚無感も大きいように思えてちょっと恐ろしくなるのだ。これは私のハゲ愛も然りで、何かのスイッチが入ってしまったようなハゲ愛は我ながら少々怖い。