B級グルメの本質見たり
B級グルメとは
グルメというと高級な料理を想像するものだが、そうではなく、価格も庶民的で気軽に手が届き、かつ、味も楽しめるものであるという料理のことを、B級グルメと呼ばれるようである。
居住地がB級グルメの聖地を謳っているせいか、B級グルメという言葉をしばしば耳にする。やきとり、ちゃんぽん、ラーメン、うどん。はたまたお好み焼きかたこ焼き。餃子もいい。
後輩がB級グルメツアーに行ってきたと言う。ああ、楽しそうね。何を食べてきたのか尋ねると、焼きスパ、カレー焼き、たこせんと聞き慣れない名前が次々と出てきてギョッとする。焼きスパは麺がスパゲティの焼きそば、カレー焼きはカレー入りの回転焼きらしい。たこせんはともかく、焼きスパとカレー焼きに戦慄。自炊のありあわせメニューそのままじゃん！*1
この「（お金がないとか面倒くさいとか諸々の条件のため）買い出しに行けないので、適当にありあわせのもので食べられる物を作るよ感」満載のメニュー。淘汰・洗練されて美味くなっているものばかり食べていたのですっかり忘れていたが、本来B級グルメってこういうものだよなあと妙にしみじみ。
*1:カレー焼きの話に、餃子の皮が余った時ごはんと余り物のカレーを混ぜて具にして包み、蒸し餃子にした時のことを思い出した。不評だった。
