我が家のペット自慢

 職場にて、実家の犬の話。そこから「自分の家・親戚の家のペット達」話に花が咲く。そして、色々な人からペット達の写真を見せられる。

 見せられたら此方も見せたくなるものだ。私も実家の犬を撮影している。しかし悉く「勃起した陰茎がむき出し」の犬写真ばかりなので、恥ずかしくて見せられない。陰茎の勃起が恥ずかしいのか、そういう写真を平然と他人に見せる行為が恥ずかしいのか判然としないが、とにかく恥ずかしくて見せられない。

 何故そんなに勃起犬写真ばかり撮っているのかといえば、私を見ると犬が興奮してしまうのだ。私と犬はせいぜい年2回しか顔を合わさない。そして私と会えば、「普段食べない、珍しくて凄く美味しいおやつ*1」、「数時間に亘る長距離散歩」、「凄く気持ち良いファーミネータ*2」等、普段の生活にはない楽しいことばかり起きるので、犬が期待で興奮してしまうのは仕方がないとも思う。

 ……書いているうちに、「散歩に行った後で撮影すれば、ちんこの起っていない犬写真を撮れるのでは?」と思い始めた。でも散歩の後って、私もやりきった感に満ち溢れてしまって、つい撮影するのを忘れるんだよな。そして、列挙した「特別楽しいこと」って、そんなに特別なことか? という気もする。犬、やっぱり貧弱な環境下で暮らしているということじゃないかなあ。

*1:帰省の度に猪や鹿のジャーキー、自作の砂肝ジャーキーなんかを持参している。

*2:ファーミネーターは犬の抜け毛に悩む父のために買った。なので実家に置いているのだが、父は使ってくれていない。