見つかったらしい
はてなダイアリーからはてなブログへ引っ越して1か月半ちょっと経った。自分がアクセスした回数しかカウントされていなかったアクセス数が急に跳ね上がった。誰にも（最初私にはてなを勧めた知人にさえ）移動を連絡していなかったのだけど、どうも私は見つけられたらしい。
実物の私と付き合いのある人がこれを読んだら面白いことだろう。こっそり秘密を知ったような、そんな気持ちになるかもしれない。しかし、私のことを知らない人がこれを読むのは何なんだろう？ 別に役立つことも書いていない、読み応えや面白さも特にない、単なる私的な備忘録なのに。そして、私が公開で書いているのは、何故なのだろう？ 公開で書いているのは、内容があまりに内省的だったり一時の激情を書き殴ったりしないようにするためなのだが*1、それは自身を取り繕うための口実で、実は別の意味があるのではないか。
最近知り合った『客』の一人が、自分の受けた心身の暴力やその憤怒について、公開アカウントでないと書けないのだと言っていた。それは、やはり他者に知って欲しい欲求があるのだろうと思う。別にトラウマティックな体験は書いていないけど、私もそうなんだろうか。知って欲しい欲求があるのに気づかないふりをしているのかもしれないと思うと、何だか自分をいやらしく感じる。
*1:後で読むと疲れる。
