ナビ様の言うことは絶対(じゃなかった)

 上司がBBQ好きで、毎年行っているというBBQイベントに参加。全く知らない道をカーナビの案内のままに走る。帰り道は慣れぬ夜道をこれまたカーナビに誘われるまま走った……が、車一台がやっと通れるような山の中の住宅街をどんどん走らされる。しかもどんどん山を登っていて、住宅街を抜けたら林の中。何だコレ。路肩はガードレールもないし、落ちても誰も助けが呼べなさそうな雰囲気。携帯通じるんかここ。その先に本当に道があるのか、急カーブと木々のせいで全く先が見えず胸騒ぎが治まらないが、ナビは「その先、左です」と淡々と指示してくる。緊張のせいか標高が高いせいか、耳が詰まったような感じがする*1。やっとのことで大きな道に出た時は涙が出そうなほど嬉しかった。
 帰宅後にチェックしてみると、ナビの指示で走らされた道は県道174号線というらしい。あれも県道なのか……。ネットで見ると、ナビの指示に愚直に従って大変な目に遭うのはよくあることらしい。どうしたらいいんだ。そして、道中たまに通る対向車のジェントルな振る舞いに感動しきり。離合箇所で譲ってもらって、どのくらい助かったか! ドライバーの譲り合いの心とはかくあるべし、とまた心に刻む。

*1:元々ちょっとしたことで詰まった感じになりやすい耳ではある。