ふぐ三昧

 親方(他部署の先輩)と親方の部署の人々に便乗して、ふぐ三昧の一泊二日旅行へ行った。
 近隣の日間賀島という島はふぐ料理を名物とする民宿が沢山ある。今回泊まる民宿の最上ふぐコースで予約したとのことだったので、大変楽しみにしていた。お腹を減らして臨んだふぐコースは大変贅沢な物だった。皮の湯引き、フグ刺し、白子の刺身、しゃぶしゃぶ、から揚げ、てっちり、ヒレ酒。白子も刺身にしゃぶしゃぶに焼きと、次々と調理法を変えて登場。この日の夕食だけで一気に1年分のふぐを食べた。
 しかし、ふぐは大変味が濃いので、ふぐだけ食べていると口の中がくどくなってつらい*1。口直しが欲しくてたまらず、仕方なくかぼすをかじっていた有様だった。ふぐの量には大満足なんだけど、コースは構成を考えないとトータルの満足感は下がると痛感。って大概うるさいですな私も。

*1:つらくなって来た頃に登場した焼き白子は掌サイズの大きさだった。平常ならば喜んでいたと思うのだが、食傷気味だったので有難味が薄れており「白子って脳味噌に似てますよね」と呟いて顰蹙をかった。