ハゲバイアス

 職場の素敵ハゲは本当に素敵なハゲなのだが、彼を見る度に「今日も素敵だわ、眼福だわぁ……(*´∀`)」と思うのを繰り返すうち、ハゲが素敵なのか彼が素敵なのか、最近よくわからなくなってきた。ハゲが素敵過ぎて他の要素も(過剰に)素敵に見える、ハゲバイアスがかかってるんじゃないのか。大丈夫か自分。
 先日の美術展で、数人のハゲを見た。職場の素敵ハゲと似たスタイルにしているハゲが結構いて、ああこの髪型はハゲ界のスタイリッシュな髪型なのだなと思う。
 で、色々見たが、やはり職場のハゲがいちばん素敵だとの結論に達する。好みのハゲというのは結構限定されているものらしい。好みの分かれ目はどこなんだろう*1。そして、あくまで職場の人なので、会う度に「素敵……(*´∀`)」と見とれているのは絶対良くないので、素敵じゃないところも見つけて、もう少し冷静に見られるように努力している。
 という話をしたら、「別に(ハゲバイアスかかっても)良いんじゃないの?」と田端先輩。曰わく「素敵ハゲも含めてのその人だよ。」
 言われればその通りかなとも思うが、(内心)フラットに接することができないのは結構面倒くさい。本当にもう少し何とかしたい今日この頃。

*1:どうも、つむじの影響があまり見られなくて、生えてる髪が短いにもかかわらずペッタリ寝ている頭が好きらしい。あと、カミソリ負けはない方が良い。頭皮は艶がある方が良い。輝いているのも良し。そしてヒゲが濃いとさらに良し。