結婚式の良さ

 今回の帰省は幼馴染の結婚式に出席するための帰省だったので、帰省三日目にしてようやくメインの目的を達する。家族のように身を案じ、良い話があればともに喜んだ、この古い友人の結婚を私はとても喜んでいた。出し物も和やかで、入場曲も彼女の趣味が活かされた選曲で、彼女らしいなあとニコニコして見ていた。
 友人代表の挨拶に立った子が「家族のようにあなたのことを思っていました」と話していて、ああ、『家族のように』彼女のことを思ってきたのは私だけではなかったのだなあと思い、彼女の人徳を思う。