バスと危険運転

 バスに乗って携帯をいじっていたら、急ブレーキがかかって前のめりになる。何だ!? と思ったら、普通乗用車がバスと接触寸前になっていた。そのまま車は止まることなく、バスから見て左に曲がって行った。「何すっとかオマエ*1、このボケがああ!」と、内心悪態。バスは幹線道路で信号待ちの先頭に並んでおり「バスが直進しようとしたところを曲がってきた車が接触しそうになった」という状況なので、どう考えても車の危険運転だ。
 あんな危険運転する奴、近いうちに絶対事故るぜ。あームカムカする。でも逃げ切った者勝ち、打つ手無しか。悔しいなあと思っていたら、バスを降りる時に運ちゃんから紙と鉛筆を渡され「証人になって下さい」と言われる。運ちゃんの話では、今回の出来事は全て映像に撮られて記録してあるのだそうだ。映像を警察に持って行くつもりであるが、証人が必要なんだとか。それならどうぞ、と応じるワタクシ。しかし、今時映像で全て記録が残るようにしてあるのか……。多分危険運転と気付いてから撮影を始めた訳ではないだろうから、バスの運転中はずっと録画機が作動しているのだろう。もしかしてこれがドライブレコーダーなるものなんだろうか。ハイテクやなー、今時ギリギリ事故らなかったからセーフは通用しない時代なのかと感心することしきり。

*1:「マ」にアクセントを置くと福岡っぽいイントネーションになる。