島根で自転車に乗りたい(ちらっと下見編)

 最近見知らぬ土地を移動する時「ここを自転車で走ったら楽しいかどうか」という視点で道を眺める癖がつき始めている。車の量、路肩の広狭、歩道の有無、坂の多さと傾斜。私は益田市内と浜田市内(市街から20km程離れた場所)を行った。電車の車窓からどんなところか見てみようと思っていたのだが、線路は片側に山(もしくは背の高い藪)、反対側を海(もしくは藪)に挟まれ、道路は殆ど見られなかった。そして、駅にようやく着いても人がいない。店もない。私が駅に降り立ったのはいずれも18時半頃だったので時間が悪かったのかもしれないが、道を歩く人を見ない。コンビニすらない。益田駅益田市最大の駅であり、駅前にビジネスホテルも数軒あったが、コンビニは駅から1km離れた場所にしか見つけられなかった。
 幹線道路である9号線を使うのが移動には最も便利だろうが、道路の様子が全然掴めない。そしてとにかく商店が見当たらないので、普段の自転車旅行のように「飲料水と食べ物は現地(コンビニで)調達」という皇軍のような補給計画で考えていると、大変な目に遭いそうな気もする。ちょっと注意して計画を組もうと思っている。