福岡、ついにストリートビュー化さる

 反対運動が起きているなんてコメントをいただいたりしていた福岡だが、本日ストリートビュー化されていたことを偶然知る。福岡だけではなくて、熊本市内もされていた。それどころか、国道3号線は北九州から水俣くらいまでストリートビュー化されている。
 熊本の行きたいレコード屋さんの位置をチェックしたり*1、職場の建物がどのくらい写っているかを確認したりしながら、ほうほう、へえへえと楽しむことしきり。しかし、空や木々の様子を見ていると福岡市内を撮影したのは夏〜晩夏、熊本市内は秋以降に見受けられる。結構最近撮影したものもストリートビュー化されているのかしら。
 しかし、どこまでも行くなあストリートビュー。物凄く有用なサービスという印象はないし、住宅街まで網の目のごとく画像化してどうするのだ? という気がしなくもないが、人の目線で街の様子を見られるというのは大変面白い。多分作っている側にはストリートビューに関する色々なメリットの主張はあるのだろうが、実は作っている側も「だって、面白いじゃん」という思い第一で作っているサービスのような気がする。
 登山家が前人未到の山を次々制覇していくが如く、次々とストリートビュー化していき、やがては地球全土をストリートビュー化するつもりじゃないか。ソマリアとか「そんなとこまで行ったの!?」と驚嘆するような場所までストリートビュー化。こうして、地球制圧を企むグーグルストリートビュー派と、それを阻もうとするストリートビュー反対派による戦いの火ぶたが……! まで考えて、ハッと我に返ったのであった。考え過ぎ。

*1:最近静かに熊本熱が高まりつつあるので、近いうちに行くかもしれん。