飛梅を観に行く

 師匠が「飛梅*1が咲いたらしいわよ!」と言うので、師匠、私、同輩の3人で天満宮飛梅を観に行った。
 飛梅はようやく一部が開花したといった按配で、他の梅の木はつぼみが色づいている程度だったが、もう春が来るんだなあとやたら嬉しくなる。
 そのまま師匠の案内で天満宮の本殿裏の方に進むと、お石茶屋と麻生太吉が寄進したというトンネル発見! 一度見てみたかったスポット*2なので、きゃあきゃあ大喜びのワタクシ。こんな近くにあったなんて知らなかった。トンネルにはちゃんと「寄進 麻生太吉」と銘が打ってあって大満足。師匠と同輩にトンネルとお石茶屋にまつわるエピソードなどを講釈垂れるが、言ったそばから「なんか有名なのよ〜この御茶屋〜」って全然人の話を聞いてない師匠。トンネルを通る時には「声が響くわ!」と「わ! わ!」と声を上げて音の反響を楽しむ師匠。うーむ、ADHDの面目躍如でスバラシイ。
 空は快晴で暖かいし、ホントに春が近いんだなあと思った。師匠は「春よ来い*3」を口ずさんでいるし。花粉症はつらいけど、やっぱり暖かい季節の方がいい。お茶屋の前では何匹か猫が日向ぼっこをしていたが、どの猫も妙に大きくて気になった。エサが違うのかしらん。

*1:菅原道真太宰府に左遷になった時、主を慕って京から飛んできたという曰くつきの梅の木。

*2:ちなみにただのひなびた御茶屋とレンガ造りのトンネルです。お好きな方以外には別に楽しくもなんともないかと。

*3:童謡の方。「春よ来い」というとはっぴいえんどユーミンが浮かんでしまう自分がちょっと嫌。