都知事選の政見放送を見る
山本太郎、後藤輝樹、"スーパークレイジー君"西本誠、幸福実現党七海ひろこと、何だか凄い並びの政見放送を見た。
泡沫候補と呼ばれる立候補者は色々おかしなことをやりがちだが、後藤輝樹の政見放送にショックを受ける。臀部に茶色の円を塗ったオムツ（脱糞の象徴）一丁になり、ちんちんとかまんことか、性器や糞便の呼称を連呼している。耳目を集めたい欲望を充たす手段が小学生並みの38歳って……。どうにも暗澹たる思い。反権威とか反権力的な表現というにはあまりにも軽いし知性もないし、過激とか攻撃的というより、滑稽だった。
この人と同世代がこんなんばかりだとは思わないが、こういうのが政治の公的な場に出て来れる時勢なのかと思うとキツい。あと、西本誠の肩書「スーパークレイジー君」を、アナウンサーが「スーパークレージー君」の音で読むのがちょっとした発見だった。
しかし、名前がスーパークレイジーって、殺害塩化ビニールの主宰みたいだなと思っていたら、それはクレイジーSKBだった。ちょっと違う。
