ココロの新宿
夕飯に五反野でラーメン食ってきたんだが、カウンターの隣の客がアイフォンでズーーッとシティーハンター観てて、俺も食ってる間も、店出た後も、家への帰路も、自室でアイス食ってる今もズーーッと脳内でゲットワイルドかかってて一人では解けない愛のパズル抱いてる
— 平野耕太 (@hiranokohta) April 14, 2011
このツイートを見ただけで私の脳内もゲットワイルドになった位には、私もシティーハンター世代である。最近、Twitterでやたらにゲットワイルド歌詞のパロディを目にすると思っていたら、劇場版の新作が出るのか!
表題に「新宿」の文字が入っていることに心ときめく。イメージの中の新宿は、猥雑なエネルギーが漲っている様々な対象を内包する街だ。演劇も音楽も飲み屋もライブハウスもやくざも風俗も、皆この街の中にある。殺し屋がさり気なく住んでいたって不思議でない感じ。……ファンタジーだなあ。「懐かしアニメで中年の懐を狙う」業者の作戦にまんまと嵌っているのだろう辺りが癪だが、これは惹かれる。
ゲットワイルドとわたくし
小学3-4年生辺りから、TVやラジオで流れる気に入った曲をラジカセに録音することを始めた。その最初期に何とか録音しようと奮闘したのがシティーハンターのエンディングテーマだったゲットワイルドだった。あの曲はアニメの終盤からフェイドインするのでタイミングをとるのが難しくて、なかなか綺麗に録音できなかったのだ。
シティハンターの主題歌はエピックソニー系列下のアーティストばかりが担当していた*1。その流れで「eZ*2 」にハマり、そこからスライダーズにエレファントカシマシへと流れていくという、よくわからん経緯を辿ることになる。
この辺の記憶は何だか今も生々しいというか、色々思い出してしまって言葉が出てこなくなる。懐メロに惹かれる感覚とはこういうものなんだろう。これまた大分癪だが、まあ仕方ない。