お茶出しは女の仕事

 来客があり対応していたら、担当部署外の女性がやってきて、お茶を出してくれた。何故この人がお茶を出してくれたのか、何となく引っかかった。後で担当部署に挨拶へ行った際、部署のチーフと話していた時に理由が判明する。チーフ曰く、担当部署にたまたま女性がいなかったので、部署外の女性にお願いしてお茶出しをしてもらったとのこと。「お茶を出すのは女性じゃないとね」だそうだ。
 (そうか、来客時のお茶出しはあくまで女性の仕事なのか……!)と内心物凄く衝撃を受ける、正直、両性のどちらが出しても良いだろうと思っていたが、社会の認識はまだまだそういうものではないらしい。おっかねえぜ社会。