牡蠣好きの秘密
親方と私は牡蠣好きである。去年も同様の牡蠣愛好者達と牡蠣を食べに行った。今日親方と話していて「牡蠣のシーズンに入りましたよ!」と誘われる。そうですね、と答えたものの、この時期ってまだ生牡蠣が主流なのよね……。私は生牡蠣が苦手なのだ。大体この告白をすると「牡蠣好きの風上にも置けない!」と非難されるので、まだ親方には言っていない。どうかすると「本当に美味しい生牡蠣を食べていないからそんなことを言うのだ。本当に美味しい生牡蠣を食べたら考えも変わる!」と山岡さんみたいなことを言われかねないので、恐ろしくて言えない。「美味しいでしょう?」というプレッシャーのかかる中で食べた生牡蠣が美味しくなかったら、もう本当に逃げ場がない。
- 作者: 雁屋哲,花咲アキラ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: コミック
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