燃料ハ妄想トス

 今夏の盆休暇、何も予定を組んでいなかった。愛知の道は路肩が狭く、車がブンブン走っているしサイクリングロードも一般道に度々寸断されるので、自転車で出かけるとフラストレーションが溜まる。そもそも暑くて外出する気になれない。しかし強制的に4日間休みになるので、今回は自宅の大掃除をすることにする。自宅はもう何か月も入浴と就寝、朝食摂取にしか使わなくなっており、巨大な物置と化している。ワークライフバランス考えたら、どう考えてもこの生活状態はまずい。ここは1つ、大掃除して快適な自宅を取り戻そうではないか。しかし元々無精者で、掃除も整理も苦手なので、大掃除を完遂できるのか甚だ自分が心許ない。
 掃除のモチベーションを保つためにどうしたら良いか考えを巡らせ、『ちょっといい感じになった人と家の近所で飲んでて、終電は終わっちゃったし御店もそろそろ閉店だけど、もう少し飲みたいので自宅に誘う』というシチュエーションを設定する。で「そんな機会が来た時に自宅が散らかったままだったらどうするの! 対応できんやろ! だから掃除せい!」と自分を焚き付けて掃除している。割と頑張れている。妄想、意外と役に立つ。