大河ドラマ「軍師官兵衛」最終回を観た

 通っているジムでたまたま見て*1、それから行く度に見ていた「軍師官兵衛」。今日が最終回だというので、福岡帰りの疲労も何のそのでジムに行った。
 関ヶ原の戦い石田三成編)の途中から開始。「戦のない世を願っている」はずの官兵衛が、挙兵することにした動機をどのように描くのか興味を持っていたのだけど、まんまと見損ねた格好。しまった、前回放送の話だったか。そして、空気を読まない息子の大活躍で関ヶ原の戦いは早々に終息し、官兵衛落胆……ってまあそうだよなあ、家康の犬になってどうするんだ、空いた左手で家康を刺せ、位のことは思うよなあと、官兵衛に同調しつつバイクをこぐ。
 家康とタイマンの会談で「戦のない世を作る」と家康は誓い、官兵衛はそれに納得して矛を収めた、ということで話は進んだが、家康の誓いなど胡散臭くて、どうにもこうにも納得がいかない展開。しかし今回で最終回だし、格好良く終わらせようと思ったらこうするしかないだろうなとも思う。息子に失望し、天下に思いを残したまま、この世を去りました……では格好がつかないだろうし。仕方ないかなあ。
 終わってしまった後から何だけど、荒木村重裏切りの辺りを見てみたい。私が見始めた頃は既に出家して道糞になってしまっていたけど、道糞とのやり取りを見ているだけでも、裏切りの葛藤や影は凄く面白そうに思えた。総集編に期待。

*1:ちょうど織田信長が暗殺された回だった。秀吉を唆かし、敵と裏で和平を結ぶ官兵衛オカダのドス黒い笑みにしびれた。