The Rocky Horror Picture Show at 西鉄ホール(福岡)
映画館での鑑賞3回目にして、初めてのパフォーマンス付上映。この前にsatelaに寄った際、爆音映画祭で大好きな映画の上映があるんで観に行くんだ、という話をしたらどんな映画なのか訊かれた。「オカマの宇宙人が自分好みの人造人間を作って結婚式を挙げるところへ、道に迷ったカップルが入り込んで、カップルドン引き」と説明したら、奥さんに物凄く困惑した顔をされる。ストーリーじゃなくて魅力について説明すれば良かったと気づくが、後の祭り。今日は髪型も服装もフランクン・フルター博士っぽい感じにしてみたくらい好きなんだけど、好きな物ほどどうにも説明がしづらい。
パフォーマンスは何となく知っていたのだが誰がするんだろう? と思っていたら、ロッキーホラーショーのファンクラブの人達が色々前説。皆登場人物達の格好をしていた。フルター博士役の人はエメラルドグリーンのワンピースじゃなくて割烹着。何故割烹着? と思ったが、脱ぎやすいようにだろうなあ*1。彼らは東京から来られたそうで、まあそれはそれは遠いところから御出でになって……って、私も愛知から来てるけど。女性陣が物凄くムチムチのグラマラスな方ばかりで大変な迫力。コロンビアに扮した人はその迫力ボディのおかげで、コロンビアというよりディバインぽかった。逆に男性陣は細い人ばかりだった。細いエディ……全然「ミートローフ」じゃない……。
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映画が始まると、随分久しぶりに観た*2感激でなんかちょっと涙ぐむ。以下、気づいたことや思ったこと。
- 映画が始まると、ファンクラブの人達がスクリーン前で入れ替わりパフォーマンス。カメラが切り替わるのに合わせて手を動かしたり*3、登場人物たちの動き完コピで口パクしてみせたり。なりきりパフォーマンス! よく観て研究したんだろうなあ。
- ファンクラブの人達が登場人物に端々でツッコむのだけど、何しろ爆音なので殆ど聞き取れなかったのが残念だった。まあ仕方ないわな。
- こんな台詞だったっけ? ということが多かった。記憶よりずっと下品で、自分が変わったのかな、それとも訳が変わったのかなあと思ったりする。
- 「The Sword Of Damocles」のリフ・ラフ、マゼンタ&コロンビアの踊り楽しい! 立ち見だったら間違いなく踊ってた。
- 前述の通り、ムッチムチのコロンビアとヒョロヒョロのエディの組み合わせなので「Hot Patootie- Bless My Soul」でのコロンビアとエディの絡みが可笑しくて仕方なかった。これ、役割逆にする方がハマったんじゃないか。
- 映画「キングコング」のオマージュが端々に感じられる造りなのに、全然そこへ気を配っていなかったことに気づいた。今度見てみよう。
両隣の人の口臭が凄くて、どうにも逃げ場がなかったのがツラかった(自分も気をつけようと思った)が、映画そのものは相変わらず楽しかった。次は小さな会場で・コアなファンが集うところで観てみたいですな。