ヨーロッパ農民ごっこ

 また一段と寒さが厳しくなった。私の朝食は暖かい時期はミューズリーと豆乳、寒い時期は汁物と白飯が定番なのだが、まだシリアルと豆乳が結構残っている。これらを残したまま冬に突入するわけにはいかぬ……というわけで、温めた豆乳をミューズリーにかけて食べてみる。
 友人をして「ハムスターの餌と同じ臭いがする」と言わしめたミューズリーなので、温めると臭いがさらに強まるのではないかと危惧していたが、別に問題なく食べられた。オートミール粥とか食べられる人なら余裕だろう。忙しい時は冬もこれで良いような気もしてきた。
 しかし、温めると途端にお粥のような、穀類っぽさを感じるようになるのは何なんだろう。雑穀粥を食べているような感じで、何だかヨーロッパの貧しい農民か牧夫にでもなったような気分になる。実際、ミューズリーはスイス山岳地帯の伝統的な食事が元になっているらしいので、当たらずとも遠からずなんだろうけど。

サイテンバッハ レッドフルーツ 500g

サイテンバッハ レッドフルーツ 500g

サイテンバッハのミューズリー4種の中では、これが一番好き。甘すぎなくて良い。