crispなピザトースト

 トーストはカリカリパリパリのやつが好きだ。食べると大抵上あごの部分が擦り切れてしまうが、あの香ばしさと食感の魅力には敵わない。なので、ピザトーストを作った際、パンが湿気を吸ってへなへなになるのがどうしても許せなかった。カリカリの仕上がりになるように、わざわざサンドイッチ用の薄い食パンで作るのがいけないのか? 事前にピーマンに火を通して水分を飛ばしておくべきか?(でも柔らかくなって風味も飛んだピーマンは嫌だ)、バターかマーガリンを塗っておけば良いのか?(でも大抵使い切れないし、くどくなる)、等々悩んでいたのだが、一応の解決法を見つけたのでメモしておく。

  • パンを焼く。具材を載せない方は色がつくまで、乗せる方は表面が乾く程度まで。
  • ピザソースを塗ったら再度焼く。焦げないように気をつけながら焼くうちに、端を持ってもヘナッとならない程度まで水分を飛ばせる。
  • ピーマンとチーズを載せて再度焼く。

この「ピザソースを塗ったら再度焼く」手順が入るだけで、望んでいたcrispなピザトーストが出来る! パンはカリカリ、ピーマンはポリポリ、チーズはトロリで実に美味しかった。こういうひと手間が入るだけで出来に大きな違いが現れるところが、調理の面白いところ。