精密検査を受けに行った

 職場の健康診断にて、虚血性変化があるということで精密検査の指示が出る。睡眠不足の時や、二日酔いの日なんかは脈の動きが変な時があるので、この際だからちゃんと調べてもらおう。ということで、紹介状を書いてもらって近隣の総合病院に行った。が、私の張り切り具合とは裏腹に、診察についた医師のテンションは物凄く低かった。「この年齢で……この波形なら別に問題ないと思いますけどねえ……」と、検査しなくても良いんじゃないかと言外に匂わせる感じ。どうして医者は異常なしと見ると、露骨に興味なさそうな態度をとるのか。しかし、こちらとしても手ぶらで帰るわけには行かないので*1、食い下がると負荷心電図、心臓のエコー検査の指示が出た。
 負荷心電図は「新規入職」と名札にシールが貼られた技師さんが対応してくれる。電極を貼るのはすんなり行ったが、機械の操作にまごつき、先輩技師と二人体制で行うことになる。大丈夫か……。そして、テンポに合わせて踏み台昇降運動ができない私。提示されたテンポよりも速くなり過ぎたり遅過ぎたりしてまごまごしていると、技師さんが2人揃って「1,2,3,4,5」と声をかけてくれる。若い娘さんの可愛らしい掛け声になんだか照れまくるわたくし。キャバクラってこんな感じなんだろうか(馬鹿)。
 念入りだが、画面に背を向けて寝かされていたために何を見ているんだかさっぱりわからなかったエコー検査を経て、検査の報告待ちと相成る。が、なかなか呼ばれない。昼休みが近かったこともあり、待っている患者はどんどん減って私とストレッチャーで寝かされている人2人だけになる。実は検査結果、悪かったんじゃ……。ドキドキして待つこと30分。検査結果はやはり「異常無し」だった。「いやー、実は何か(異常が)あったんじゃないかとドキドキしましたよ!」と医者に言うと、「ああ、マニュアル見ながら検査結果を見るから時間かかるんですよ」とあっさり言われる。おい。
 何はともあれ、これで膝も心臓も問題ないとわかったので、安心して自転車にばんばん乗ることにする。

*1:「異常無し」の証拠を職場に報告しなければならないから。