ホテルに缶詰なう(今日はあまり缶詰めになってませんでした)・6日目

またも箱根駅伝にやられる

 いきなり初盤から首位東洋大と2位早大のデッドヒートが始まり、目を離せなくなってしまう。そして、早大の選手の解説が「一般入試で入学*1」「4年生で初の箱根」と、ど根性一代な様相の内容。これだけでもグッと来るのに、この選手が実に気丈な選手だった。手に汗握る展開に加え、途中転倒。しかしすぐ取り直して走り出す気の強さ。次の中継地点まで数百メートル、僅差で首位に立ったところで、監督が給水し「行け高野!」と声をかけた。
 もう画面の前で、私まで「行けー!」と胸いっぱいに叫んでしまう有様。爽やかな若者の姿に涙してる場合かと。仕事しろと。

12:20

 帰省中の先輩が会長(仕事の大先輩)の御宅へ来ているというので、私も仕事道具を抱えて御邪魔する。しかし、話題は殆ど箱根駅伝。会長の話によると、今大会前の深夜には度々箱根駅伝の番組が流れていたらしい。予選会の様子や、出場選手の様子等々。うわ、観たかった! 来年はチェックしよう。
 また、現在ホテルに泊まっていることとホテルの名前を会長に伝えると、「そのホテル、最上階がレストランだったのよ。今もある?」と訊かれる。会長が若い頃は、2次会であのホテルの最上階を使っていたのだとか。あそこ、やっぱりおしゃれホテルだったのか……。我が街はここ20年くらいで急速に衰退したらしいので、おそらくあのホテルも洒落たホテルの位置づけだったのだろう。在りし日の栄華に思いを馳せる。

20:00

 ホテル帰着。明日早朝にホテル出立なので、ぱっと出られるよう早めに荷造り。大移動させていた家具類も元通りに戻し、最後の夜だからってビールでも飲もうと買いに出ると、近所のスーパーは既に閉店していた。正月特別営業だったのか……。すっかり意欲を失い、さっさと就寝。

*1:競走部は推薦入学が多いらしい。