ドグラマグラCDレコ発ライブ！ at Space Terra（福岡）
数か月に渡るドグラマグラのレコ発ライヴ福岡編。オープニングアクトは新作のジャケデザインを手がけたオオクボT。
先週に引き続き、今週も大根持って*1行く。そして先週のライヴでも見かけたお客さんを今回も見かけた。間隔を開けずにまた見かけると、何だか面映ゆいですな。
スペーステラというところ
スナックが並ぶ地下の飲食店街の一角にある店。さぞや狭いんだろうなあと思っていたが、予想外に広かった。カウンター向かいの壁が鏡貼りなので奥行きがあるように見えてあまり狭く感じさせなかったのか、でも二階席もあったし本当に広かったのかもしれないし、実のところよくわからない。二重ドアだったり分煙措置が取られていたり、照明装置があったり*2、気が利いている。注いでもらった焼酎の量が異様に少なくて目を見張った。福岡では珍しいこと。
オオクボＴ
開演前、ドグラマグラのセッティングが既になされていた。開演時刻を多少過ぎたところで、おいさんが前に出てきて何事か始めた。ローディーの人か？ と思っていたら、この人がバンダナ巻いてグラサンつけて……みるみるうちにオオクボＴになる。この、オオクボＴに変身していく様子は大変面白かった。そしてフライングＶを背負ったのを見て一安心。実は、宮野さん*3のギターかと思っていたので「宮野さんがフライングＶ!? なんで!?」とドキドキしていたのであった。見る前に気づけ私。
ネタは相変わらずよくわからなかったが、デス声と子供声で交互に台詞を繰り返す場面に声の切り替え早いなーと感心。最近、笑いは何故生じるのか、自分が笑った時「今、何を面白いと思ったのか」を言語化しようとして一生懸命考えてしまう。そんなことを考えて良いものなのか*4ちょっと躊躇ってもいる。
ドグラマグラ
珍しくパリッとした服を着た谷本さんの「今日は二部構成で行きたいと思います」というMCに、いつも二部構成じゃないか？ と内心ツッコんだりしつつ。客は多分20名ちょっと。休憩後ゴソッと客が減ったのだけど、今回は休憩後の後半の方が面白かった。歌詞「廻るー まーわーるー」の通り、「軛」で中空を回る歌声、そこにテルミンが混じり一緒に廻る。この歌には特別な印象がなかったのだけど、こんな風に響くのか。少し新鮮に感じつ宙を廻る音を眺める。
セットリストは以下の通り。
- Tomorrow never knows
- 平壌 ※仮称
- 股旅
(休憩)
（アンコール）
最近のライヴは毎回同じ曲ばかり聴いているような気がするが？ と思って過去のライヴのセットリストを見たら、ほとんど同じ曲ばかりだった*5。そりゃ同じ曲ばかり聴いている気もするわけだと思って笑ってしまう。多分レコ発ライヴにばかり行ってたから同じセットリストばかりだったんだろう。もうレコ発は終わりだし、次は画家とのコラボライヴだというし、ガラリと変わったセトリのライヴが観られるかな。
*1:押しつけに近い形で、職場で渡された。
*2:演奏中にPA?のおいさんが木刀持って近づいて来たので何事かと思ったら、木刀でグイグイ押して照明の位置を調節していた。
*4:あまり考えてはいけないことのような気がしている。
*5:9月に観たライブのセトリ、そして11月に観たライヴのセトリ。5か月の間に3回観て、この内容。
