有楽町で会いましょう

 兄さん(偽)と有楽町で会食。アイリッシュパブみたいなところへ連れて行かれる。よく店知ってるなーと感心したり、フィッシュアンドチップスの異文化ぶり*1に感心したり。
 二軒目はカフェでまったりしたいと話が決まり、探して歩くも23時を回った銀座ではカフェは軒並み閉店。1時間半くらいフラフラ彷徨ったが店は見つからなかった。しかし私は兄さん(偽)と酔って歩くのが好きなので、これはこれでまあ良いかあと思ったりなんだり。
 23時過ぎの銀座はヘベレケに酔っ払った人たちが沢山いた。

  • 肩を組み大声をあげながら、バターになりそうなほどぐるぐる回る男性4、5名。
    • 輪が崩れた際にバランスを崩した2名が私にぶつかりそうになった(結局、ぶつからずには済んだ)。その時、彼らは目を見開いて兄(偽)を見たのが印象的だった。兄さんからえらい目に遭わされる*2と思ったのか。
  • 路上に膝折れ、口からと思しき汁*3を数滴路上に垂らしつつ「帰る、帰るー!」と大声で言う男性。
  • 掴み合いの喧嘩をする男性と女性。「先に睨んできたのはそっちだろ!」とか言ってた。グループの他の人が身体を張って両者を止めているのを見て、まだまだ日本は大丈夫だと思ったりなんだり。

 絵に描いたような泥酔者や喧嘩を見るのが実に物珍しく、見物したくてたまらなかったが、兄さん(偽)は歌を歌いながらどんどん行ってしまうので、立ち止まって眺めることはかなわなかった。確かにまじまじと観察するような対象ではないけれど。
 あと、今回の兄さん(偽)との面会は、こちらが考えていることを兄さんが口に出して言ったり、食べたいと思っているものを兄さんが注文したりするなど節々でのシンクロ率が異様に高かった。高確率のシンクロは、好きな相手とだと胸ときめくのだろうが、今回のは思考伝播のようで不気味だった。む。

*1:カリカリ・サクサクに揚げてあるのは嬉しいが、全く塩気がない。そして酢をどぼどぼかけて食べる。

*2:兄は縦も横もある、むくつけき大男。

*3:泥酔者自体は結構いたのに、吐瀉物を見ることはなかった。不思議。