噛める喜びと、小さいけれど立派なナニを持つアイツ

 昨日親知らずの治療が終了し、今日になってすっかり痛みがひいた。今まで片頬だけで食べていたものが、両頬使って食べられるようになって実に嬉しい。口中に美味しいものの味が広がるって大きな喜びですな。まだ特に硬いものは食べていないのでどうなるかわからないが、このまま痛みが出ないことを願う。
 今回の治療では、痛みが出にくいようにドクターはかなり工夫をしてくれた。今までは他の歯と同じ高さに揃えて詰め物を作ってもらっていたのだが、神経にかなり近くなっており、歯ぎしりで刺激されやすいということで、歯ぎしりが出た時に過剰な負荷をかけないように他の歯よりも少し低めの詰め物をつけてもらうことになった。治療後の親知らずを舌で触ると、かみ合わせの部分は傾斜が付いており、最奥部は歯茎との段差が殆どない。親知らずは他の歯よりちょっと低く小さくなった。で、治療後のこの親知らずが可愛くて仕方ない。舌で触るたびに「うっほー小さくて可愛い!」と思うわたくし。この可愛らしさは誰にも共有され得ないのが残念なような、そうでもないような。
 レントゲン写真では親知らず達は他のどの歯よりも立派な根を持っているのが見えたが、今回治療に当たってくれたドクターの話では、この親知らず「3本位神経通っている」らしい。歯って神経の通る本数が決まってないのか? 小さいくせに凄く立派な根を持っているのかと思うと何だか可笑しい。