花粉症と社会勉強

 本日午前、ようやく花粉症の薬をもらいに受診する。しかし、毎年行く耳鼻咽喉科は満員で、1時間待っても順番が来ない。午後から絶対に遅刻できない用事があったので受診をキャンセルし、午後の用事を済ませてから駅前の眼科に行くことにした。
 考えてみれば、花粉症で私がしょっちゅう困るのは耳鼻科系の問題よりも目の痒さなのだ*1。そして、毎年インタールを処方されて「効かない! 痒い!」と苦しむんじゃないか。眼科でちゃんと効く目薬を処方してもらえば良かったんじゃん。どうして早く眼科受診を思いつかなかったんだろう。
 検査を一通りしてもらい、いざ診察。「目薬、抗アレルギー剤、点鼻薬、一通りを1か月分出しておきましょうかね」「(抗アレルギー剤はアレグラで良いと言った私に対し)アレグラじゃ効かないし、1日2回飲むのは忘れるでしょうから、夜1回飲む薬にしましょう」と医者。点鼻薬は殆ど使わないのでいらないし、飲み忘れも殆どしないのでアレグラでいいんだけどな……とは思ったものの、初診からあれこれ言う五月蝿い患者も嫌だろうし、と大人しく従うわたくし。しかし、診察料+薬の処方代でお会計が5000円を超え、卒倒しそうになる。毎年行く耳鼻科の1.5〜2倍くらい費用がかかってるよ!!
 私は約1ヶ月半の花粉症シーズンで、服薬タイプの抗アレルギー剤飲みきり・目薬1本点鼻薬1本使い切らない、程度しか薬を消費しないので、今回処方してもらった薬の量(目薬2種類各3本・点鼻薬2本・抗アレルギー剤1か月分)は明らかに多過ぎる。3ヶ月分くらいあるよー。いらないよーこんなに大量の外用薬。しかし考えてみれば「1か月分」の外用薬使用量は異なるわけで、「目薬と点鼻薬は1本でいいです」と具体的に言えば良かったな、と予想外の出費による衝撃と悔しさで帰宅後布団の上で悶絶。
 しばらく悶絶したままだったのだが「ぼったくりバーに引っかかったと思えばいいんじゃね?」と思ったら急に気分が晴れた。ぼったくりバーに引っかかったと思えば安いし、次から引っかからないようにしようという心構えもできたし、悪くない。来年は引っかからんぞ。

*1:耳鼻科系はこじらせて副鼻腔炎に発展すると厄介だが、アレグラを服用していれば大体こじらせないで済む。