バスの中でライヴを観た

 よく行くイベンターさんのライヴに来ていたのだが、今回のライヴ会場は走る貸切バスの中だった。バスは一番後ろが何もないスペースになっていて、そこに簡単なステージが作られ、楽器類が並べられていた。時刻は夜中の2〜3時を回ってしまい、騒音苦情が前回も出たのでさっさと演ってしまおう、という話になる。私は一番前の座席に座っていたのだが、演奏が始まるというのでいそいそと後ろへ移動。この人たちの前にあった男性一人のライム&サンプリングのパフォーマンスも凄く良くて、ちょっとわくわくしていた。
 バンドは「アウテカ(またはオウテカ)」という名前で、コーラスの女性3名・サンプリングの男性2名、ベース、ドラムという編成だった。サンプリングの男性2人は何故か坊主頭に下着のシャツという裸の大将スタイルだったが、女性3名は過剰にデコラティヴ・露出が多い服で好みだった*1
 モンドミュージックにサンプリングを被せた作りで、極彩色の旋律にくるり「街」工藤静香の「嵐の素顔」がサンプリングされていた。モンドミュージックって誰が演奏するんだろうと思っていたのだが、こういう人たちがしてるのかと感心。聴いてて心地よいし笑えるし、楽しいなコレ! と喜んで拍手しているところで目が覚めた。
 音付き・細部まで映像化・勿論フルカラー。笑ったり思わず「凄い組み合わせ!」と呟いてしまったり、恐ろしく詳細な夢だった。目覚めてからもしばらく余韻があって楽しかったのだが、こんなに詳細な夢を見ると少々自分が薄気味悪い。

*1:歯には宝石をつけ、あの手じゃ絶対何も握れない!と思うような過剰装飾な付け爪つけてた。服のデザインはラス・メイヤーの映画に出てくる人が着ているようなので、緑のスパンコールがぎらぎら光っていた。